ExpressVPNのスプリットトンネルとは?仕組みを解説

「ExpressVPNで一部のアプリだけVPN接続したい」

そんなときに役立つのがスプリットトンネルという機能です。

本機能を活用すれば、デバイス・端末内のアプリごとのVPN接続するかどうかを設定できます。

例えば、Google Chromeでは通常のインターネットを利用して、Microsoft EdgeではVPN接続をするといった使い分けをすることも可能です。

この記事では、ExpressVPNのスプリットトンネルについて詳しく解説していきます。

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ExpressVPNのスプリットトンネルとは

スプリットトンネルとは、選択したアプリのみをVPN接続できる機能です。

本機能では、3つのパターンを設定できます。

すべてのアプリでVPNを使用する端末・デバイスのすべてのアプリでVPN接続します。
選択したアプリでVPNを使用しない
(スプリットトンネル)
選択したアプリをVPN接続から除外します。
選択したアプリでのみVPNを使用する
(逆スプリットトンネル)
選択したアプリのみVPN接続します。

※スプリットトンネルでVPN接続を除外していてもDNSクエリについてはExpressVPNのサーバーを経由します。

対応デバイス

ExpressVPNのスプリットトンネルは、次のデバイスにExpressVPNアプリをインストールすることで利用可能です。

対応デバイス・パソコン(Windows、Android)
・タブレット(Android)
・スマートフォン(Android)
・テレビ(Android TV)
※ARM64上のWindows11は非対応
※macOS 11以上は非対応
スプリットトンネリングの対応デバイス

iOS端末(iPad、iPhone)には対応していません。

ExpressVPNのスプリットトンネルのメリット

ExpressVPNでスプリットトンネルを利用するメリットは、セキュリティと通信速度を両立できる点です。

VPN接続は、インターネット通信を暗号化してセキュリティとプライバシーを向上できる機能です。

しかし、VPN接続ではVPNサーバーを経由することから物理的な距離が増えます。

それに加えて、暗号化と復号化を行うことから多少なりとも通信速度が低下するデメリットがあります。

また、一部のアプリにおいては、VPN接続により挙動が不安定になるケースも存在します。

スプリットトンネルを活用すれば、

  • このアプリはVPN接続あり
  • このアプリはVPN接続なし

と設定可能です。

これによりVPN接続によるセキュリティの安全性は確保しつつ、信頼できるアプリは速度重視で快適に利用できます。

ExpressVPNでスプリットトンネルを設定する方法

ここからは、ExpressVPNでスプリットトンネルを設定する方法を解説していきます。

STEP

ExpressVPNアプリのオプション画面を開く

ExpressVPNアプリを起動してから左上の「三」→「オプション」の順にクリックします。す。

STEP

スプリットトンネルの設定を開く

一般のスプリットトンネルの項目にある「アプリごとに接続を管理する」にチェックを入れてから「設定」をクリックします。

STEP

アプリを追加する

スプリットトンネリングの設定画面が表示されます。

タイプを「すべてのアプリでVPNを使用する」「選択したアプリでVPNを使用しない」「選択したアプリでのみVPNを使用する」から選択。

「+」から対象のアプリを追加します。

STEP

アプリを選択する

端末・デバイス内のアプリが表示されます。

リストに目的のアプリがあればチェックを入れてから「OK」をクリックしましょう。

リストにない場合は「他のアプリを追加」をクリックしてから、フォルダから目的のアプリの実行ファイル(◯◯.exe)を選択します。

最後に

今回は、ExpressVPNのスプリットトンネルについて詳しく解説しました。

通常、ExpressVPNでVPN接続をオンにするとデバイス・端末全体のインターネット通信が暗号化されます。

しかし、信頼できるアプリや不具合が発生するアプリについては「VPN接続をしたくない」といったケースもあるでしょう。

そんなときにスプリットトンネルを活用すれば、アプリごとのVPN接続のオン・オフを細かく設定することができます。

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