NordVPNはIPv6に対応してる?

「NordVPNはIPv6に対応してるの?」

そんな疑問を持っている方も多いでしょう。

IPv6は、従来のIPv4の通信遅延を改善した次世代のインターネット通信規格です。

そのため、自宅のインターネット回線・プロバイダがIPv6に対応しているなら、VPN接続時でも利用したいところ。

この記事では、NordVPNがIPv6に対応しているのかどうかを解説していきます。

\最大69%割引+3ヶ月無料キャンペーン中/

NordVPNはIPv6に対応してる?

先に結論を言っておくとNordVPNはIPv6に対応していません。

実際、NordVPNでVPN接続してからIPv6接続確認ページを開いたところ「ACCESS via IPv4 Internet(IPv4インターネット経由でアクセス)」と表示されました。

※VPN未接続時は、「ACCESS via IPv6 Internet(IPv6インターネット経由でアクセス)」と表示されています。

なお、NordVPNに限らず、ほとんどのVPNサービスではIPv6に対応していないのが現状です。

NordVPN公式サイトでも次のように案内されています。

現在、ほとんどのVPNプロバイダーはIPv4に依存しており、IPv6には対応していません。NordVPNもIPv6を自動的に無効化する設定になっています。

自宅のインターネット回線・プロバイダがIPv6に対応していてもNordVPNでVPN接続時は自動的にIPv4に切り替わるということですね。

IPv6とは

ここからは、IPv6について詳しく解説していきます。

IPv6(Internet Protocol Version 6)とは、IPv4の後継として開発された次世代のインターネットプロトコルです。

具体的には、インターネット接続に必要なIPアドレスを管理するために用いられるルールとなります。

IPアドレスとは

IPアドレスとは、簡単に言えばインターネット上の住所です。

私たちが利用する通信機器(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)には、世界に一つだけのIPアドレスが割り当てられています。

IPアドレスの例192.168.0.1
IPアドレスの例

IPアドレスあることでWebサーバーに問い合わせたWebサイトのデータをパソコンに正しく届けてもらうことができます。

▲Webサイトが表示されるまでの仕組み

自宅のインターネット回線・プロバイダがIPv6に対応していてもNordVPNでVPN接続時は自動的にIPv4に切り替わるということですね。

IPv6が開発された背景

IPv6が開発された背景には、IPアドレスの枯渇があります。

これまでIPv4が用いられていましたが、使用できるIPアドレスが全世界で約43億個という制限がありました。

現在、世界人口は81億人で1人で複数台の通信端末を保有するケースもあり、約43億個のIPアドレスでは足りなくなってきました。

そこで新しくIPv6が誕生しました。

IPv6では、約340澗(かん)個(=340兆の1兆倍の1兆倍)のIPアドレスが使用可能。

今後のあらゆるモノがインターネットに接続されるIoT時代にも十分に対応できるIPアドレス数となりました。

IPv6は、ドコモ光のv6プラス、auひかりのデュアルスタック、ソフトバンク光のIPv6高速ハイブリット、ぷららのv6エクスプレス、NURO光のMAP-Eなど、さまざまなインターネットサービスプロバイダが対応しています。

IPv6のメリット

IPv6は使用できるIPアドレスが増えただけではなく、インターネットの通信速度が向上するメリットもあります。

これは、IPv6では従来のPPPoE方式に加えて、次世代規格のIPoE方式を利用できるからです。

PPPoE方式IPoE方式
IPv4非対応
IPv6
PPPoE方式とIPoE方式の対応表

PPPoE方式

PPPoE方式とは、電話回線(ダイヤルアップ)でインターネット接続していた時代の古い技術を応用した接続方式です。

その仕組み上、NTTグループが管理している”ネットワーク終端装置”を必ず経由する必要があります。

しかし、このネットワーク終端装置は、ドコモ光を含む光コラボモデルのユーザーも利用することから非常に混雑しやすくなっています。

設備の増強は追いついておらず、特にインターネット利用者が増加する19時~23時のゴールデンタイムは、通信速度が遅いデメリットがあります。

IPoE方式

IPoE方式は、企業や家庭で広く用いられる有線LANの規格であるイーサネットの利用を前提とした接続方式です。

ネットワーク終端装置”経由することなく、直接インターネットに接続できるメリットがあります。

また、帯域幅が広いことから一度にやり取りできるデータ量も多く、高速のインターネット接続を実現しています。

残念ながらNordVPNを含めてほとんどのVPNサービスは、IPv4(PPPoE方式)によるインターネット接続となります。

そのため、インターネット利用者が多い時間帯は、VPN接続により通信速度が低下する可能性があります。

通信速度重視ならNURO光がおすすめ

通信速度を重視して選ぶならNURO光がおすすめです。

ソニーグループが提供する最大通信速度10Gbpsのインターネット光回線・プロバイダであり、IPv6通信にも完全対応。

インターネット回線・広域企業の通信速度・安定性では、2021~2024年のオリコン顧客満足度ランキング4年連続No.1の実績があります。

記事執筆時点のキャッシュバック内容は、

  • 開通11ヶ月後に現金6万円還元
  • 基本工事費4.4万円が実質無料
  • オプション申し込みで最大2万円還元
  • 同時加入でNUROモバイルが1年間1,100円割引

と合計13万円以上です。

万が一、通信速度に満足できなくても2ヶ月以内の解約であれば、解約解除料や工事費残債がかからない点もメリットになります。

6万円現金キャッシュバックを実施中!/

最後に

今回は、NordVPNがIPv6に対応しているのかどうかを解説しました。

結論を言えば、NordVPNを含めてほとんどのVPNサービスは、IPv6には対応していません。

ただ、P2Pの利用などでISPから帯域制限かけられているときは、NordVPNの利用により通信速度が向上する可能性もあります。

また、通信速度だけでなく、セキュリティ強化やジオブロック回避のためにもNordVPNはおすすめとなります。

\最大69%割引+3ヶ月無料キャンペーン中/