NordVPNの難読化サーバーとは?VPNブロックを回避する

「インターネット上の住所であるIPアドレスを変更したい」

そんなときに役立つのが”VPN(Virtual Private Network)”と呼ばれるサービスです。

しかし、一部の国では、VPNに対して非常に厳しい制限を設けています。

例えば、中国、イラン、エジプト、トルクメニスタンなどでは、VPN接続ができなかったり、VPN使用で処罰の対象となるケースがあります。

NordVPNでは、そんなVPN規制を回避してプライバシーを保護して安全に利用するために難読化サーバーを用意しています。

この記事では、NordVPNが独自に提供している難読化サーバーについて詳しく解説していきます。

\最大69%割引+3ヶ月無料キャンペーン中/

NordVPNの難読化サーバーとは

難読化サーバーとは、中国などVPN規制の厳しい国に滞在しているときに安全にVPNを利用するための機能です。

難読化サーバーを利用すれば、

  • 追加でSSL/SSHによる暗号化をする
  • 通信データをスクランブル(文字・数値を無作為にシャッフル)する

といった仕組みでVPNに関連する全ての情報を削除可能です。

これにより検閲システムに対して実際にはVPN接続していても「VPN接続をしていない」と認識させることができます。

つまり、難読化サーバーにより「VPNを使っている」と気づかれないということですね。

対応デバイス

NordVPNの難読化サーバーは、次のデバイスにNordVPNアプリをインストールすることで利用可能です。

対応デバイス・パソコン(Windows、Mac、Linux、)
・タブレット(iPad、Android)
・スマートフォン(iPhone、Android)
難読化サーバーの対応デバイス

難読化サーバーを利用するメリット

難読化サーバーの最大のメリットは、VPN規制が厳しい国でも地域制限(ジオブロック)されたWebサービス・コンテンツを閲覧できるメリットです。

例えば、中国では”グレートファイアウォール”と呼ばれるインターネット監視システムが運用されています。

これにより政府に不都合とされる内容が含まれるWebサービス・コンテンツの閲覧ができなくなっています。

次は、中国で閲覧できないWebサービス・コンテンツの一部です。

検索エンジンGoogle、Yahoo、Bing
SNSTwitter(X)、YouTube、Instagram、Facebook、TikTok
メッセージアプリLINE、Messenger、Slack、Skype、カカオトーク
動画配信Netflix、U-NEXT、Amazonプライム・ビデオ、DAZN、ディズニープラス、Hulu、AbemaTV、Tver、YouTube、ニコニコ動画
ブログはてなブログ、Abemaブログ、Livedoorブログ、FC2ブログ、note
その他Googleマップ、Google翻訳、Gmail、Outlook、Yahoo!知恵袋、
中国で使えないWebサービス一覧

ご覧いただければ分かるとおり、日本でお馴染みのWebサービス・コンテンツも規制対象となっています。

これらのWebサービス・コンテンツを閲覧するには、VPN接続により地域制限を回避しなければなりません。

しかし、中国ではVPNの規制も厳しく、通常のVPN接続ではブロックされてしまいます。

そんなときに難読化サーバーを活用すれば、VPNの利用を隠しつつ地域制限を回避してWebサービス・コンテンツを閲覧可能です。

一部の国(北朝鮮、ベラシール、イラク、オマーン、トルクメニスタンなど)では、VPNの使用自体が違法行為にあたるケースがあります。

これらの国でどうしてもVPNを利用したい場合は、処罰されるリスクを抑えるために難読化サーバーの活用をおすすめします。

NordVPNで難読化サーバーを利用する方法

ここからは、NordVPNで難読化サーバーを利用する方法について解説していきます。

パソコン(Windows、Mac)

パソコンで難読化サーバーを利用する手続きです。

STEP

難読化サーバーに接続する

NordVPNアプリを起動してから「特殊サーバー」をクリック。

特殊サーバーの項目が開くので「難読化サーバー」をクリックすると難読化サーバーでVPN接続されます。

ポップアップが表示されたとき

VPNプロトコルを「OpenVPN」以外にしている場合は、次のようなポップアップが表示されます。

これは、難読化サーバーに接続している間だけは「OpenVPN」を使用するという意味です。

問題なければ「接続」をクリックしましょう。

“別のプロトコルを使用して接続します このタイプのサーバーに接続するために、VPNセッションに別のプロトコルを使用します。プロトコルの設定は変わりません。自動接続を有効にしている場合は、「キャンセル」をクリックすると、自動接続が無効になります。”

スマートフォン(iPhone、Android)

スマートフォンで難読化サーバーを利用する手続きです。

STEP

特殊サーバーを開く

スマートフォンでNordVPNアプリを起動してから「特殊サーバー」をタップします。

STEP

難読化サーバーに接続する

特殊サーバー一覧が表示されるので「Obfuscated Servers」をタップすれば、難読化サーバーでVPN接続されます。

Obfuscated Serversが表示されないとき

VPNプロトコルを「OpenVPN」以外にしている場合は、特殊サーバー一覧に「Obfuscated Servers」は表示されません。

その場合は、下部メニューの「プロフィールアイコン」→「歯車アイコン」の順にタップします。

設定画面に移動するのでプロトコルを「OpenVPN(TCP)」または「OpenVPN(UDP)」に変更してから再度試しましょう。

最後に

今回は、NordVPNの難読化サーバーについて詳しく解説しました。

難読化サーバーを活用することで国やインターネットサービスプロバイダ(ISP)、ネットワーク管理者にVPN利用を隠すことが可能。

VPN接続をすることで

  • 地域制限(ジオブロック)の回避
  • 匿名性の向上によるプライバシーの保護
  • 帯域制限の回避

などが可能になります。

万が一、難読化サーバーが利用できなくても30日以内であれば全額返金してもらうことが可能です。

\最大69%割引+3ヶ月無料キャンペーン中/