皆さん、フリーWi-Fi（公衆無線LAN）の危険性ってご存知ですか？
フリーWi-Fiと言えば、契約なしで誰でも無料でインターネット接続ができる便利なサービスです。
日本国内では、カフェ、飲食店、コンビニ、カラオケ、公共施設、病院、ホテルなど、あらゆる場所で提供されています。
しかし、フリーWi-Fiには、さまざまな危険も潜んでいます。
この記事では、NordVPNでフリーWi-Fiを接続して安全性を高める方法を解説していきます。
目次
フリーWi-Fiの危険性
フリーWi-Fiには、いくつかのメリットがあります。
例えば、
- モバイルデータ通信量を節約できる
- 外出先でパソコンやタブレットをインターネット接続できる
などです。
その一方でセキュリティ上の危険性もあることから利用方法には注意しなければなりません。
個人情報漏洩
フリーWi-Fiには、個人情報漏洩リスクがあります。
なぜなら、フリーWi-Fiが暗号化されていないケースがあるからです。
特にフリーWi-Fiで「http://」から始まるWebサイト・サービスを利用した場合は、入力内容が筒抜けになることからセキュリティ上かなり危険です。
もし、ハッカーなどにインターネットの通信内容が傍受されると
- クレジットカードの不正利用
- SNSアカウントの乗っ取り
- メールでやり取りしていた機密情報の流出
などの被害に遭う可能性があります。
ウイルス感染
フリーWi-Fiには、ウイルス感染のリスクがあります。
なぜなら、フリーWi-Fiには、店名と似た名前の”なりすましWi-Fi（偽Wi-Fi）”が飛び交っているケースがあるからです。
| 本物のSSID | Cafe_FreeWi-Fi |
| 偽物のSSID | Cafe_FreeWi-Wi |
もし、誤ってなりすましWi-Fiと接続した場合は、危険なWebサイトが表示されてウイルス・マルウェアを送り込まれる可能性があります。
ウイルス感染すれば、端末内のファイル（ドキュメント、画像、動画など）が暗号化されて元に戻すための身代金要求。
さらには、端末の乗っ取りや遠隔操作による犯罪行為への加担などの被害に遭う可能性があります。
また、なりすましWi-Fiから偽のユーザー認証画面が表示。
ここにメールアドレス、電話番号、SNSアカウントを入力してしまうと、個人情報が盗み出される恐れもあります。
NordVPNでフリーWi-Fiを安全に利用できる
NordVPNを活用すれば、フリーWi-Fiのセキュリティを高めて安全に利用できます。
通信を暗号化する
NordVPNでは、フリーWi-Fiを含めてインターネット通信を強力に暗号化します。
暗号化規格には、米国家安全保障局（NSA）でトップシークレットの保護でも推奨される「AES-256」を採用。
AES-256では、鍵の組み合わせが256ビット＝２の256乗もあり、スーパーコンピューターを利用しても解読までに数兆年かかるほど強力です。
SSL暗号化されていない「http://」から始まるWebサイト・サービスも暗号化することから、安全にフリーWi-Fiを利用できます。
セキュリティ機能を利用できる
NordVPNでは、セキュリティ機能「脅威対策」を無料で利用可能です。
なりすましWi-Fiから
- 本物そっくりに作られた偽サイト（フィッシングサイト）
- ハッキングなどによりコンピューターウイルスが埋め込まれたサイト
に誘導されたときも警告メッセージを出してくれます。
また、インターネット上からファイルをダウンロードするときは、悪意がないかをチェックします。
もし、ソフトウェアの安全性が不明であれば、ファイルをクラウドにアップロードして動作をチェックして危険がないかどうかを確認します。
これによりフリーWi-Fiを利用時のウイルス感染リスクを減らすことが可能です。
NordVPNはフリーWi-Fi利用時だけVPNを自動接続設定できる
NordVPNには、自動的にVPN接続する自動接続機能があります。
これにより毎回手動でVPN接続ボタンを押す手間を省くことが可能です。
自動接続では「信頼できるWi-Fiネットワークについては、VPNに自動接続しない」という設定もできます。
カフェなどでフリーWi-Fiに接続したときだけ自動でVPN接続する設定ができるということですね。
最後に
今回は、フリーWi-Fiの危険性を詳しく解説しました。
フリーWi-Fiは、不特定多数のユーザーが利用するインターネットであり、悪意を持った者が紛れ込んでいる可能性もあります。
NordVPNのVPN機能と脅威対策を活用することでフリーWi-Fiを安全に利用することが可能です。
フリーWi-Fiの通信をのぞき見する方法は、YouTube動画などでも数多くアップされています。
そのため、ある程度ITスキルに長けている人であれば容易にやり取りをのぞき見することが可能です。