NordVPNとは?料金やメリットなど徹底解説【評判・口コミ】

「NordVPNについて詳しく知りたい!」

そんな方は多いのではないでしょうか?

NordVPNは、世界で1,400万人以上のユーザーを抱える世界シェアNo.1のVPNサービスです。

Android版NordVPNアプリのダウンロード件数は”5,000万件超”となっており、他社と比べてもトップクラスに多くなっています。

今回は、NordVPNとは何か?料金やメリット、評判・口コミなども交えて詳しく解説していきます。

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NordVPNとは

NordVPNとは、世界的に有名なVPNを提供するサービスの一つです。

VPN(Virtual Private Network)とは、私たちが普段利用しているインターネット上に仮想の専用線を構築する仕組みをいいます。

これにより

  • セキュリティの向上
  • プライバシーの保護
  • 地域制限(ジオブロック)の回避

などが可能になります。

運営会社

NordVPNは、パナマ共和国に拠点を置く「Nord Security」が提供しています。

2012年にEU加盟国「リトアニア」出身のTomas Okmanasを含む幼なじみ4人によって設立されました。

会社名Nord Security
設立2012年
創業者Tomas Okmanasほか3人
本拠地パナマ共和国
PH F&F TOWER, 50th Street & 56th Street, Suite #32-D, Floor 32, Panama City, Republic of Panama
事務所パナマ、イギリス、オランダ、ドイツ、アメリカ、リトアニア、スイス
日本法人株式会社ノードセキュリティジェーピー
東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティW 22F
公式サイトhttps://nordvpn.com/ja/
NordVPNの運営会社概要

VPNサービスは、2000年代後半から普及した歴史の浅い業界です。

そんな中で10年以上のサービス提供実績は、海外VPNサービスの中でも老舗と言える存在となります。

NordVPNの料金プラン

NordVPNは、3つの料金プランが用意されています。

ベーシックプランプラスプランコンプリートプラン
1か月プラン1,960円/月2,110円/月2,260円/月
1年プラン690円/月
44%割引
830円/月
60%割引
980円/月
67%割引
2年プラン460円/月
63%割引
600円/月
71%割引
750円/月
74%割引
VPN機能
悪意のあるWebサイトのブロック
広告のブロック
ダウンロード時にファイルをスキャン
トラッキングの防止
脆弱性の検出
パスワード管理アプリ「NordPass」
1TBのクラウドストレージ「NordLocker」
NordVPNの各種プランの料金と機能比較

※記事執筆時点の月額換算の料金(税抜)です。

※時期やプロモーションによって最安値の料金プランがスタンダードプランに変わることがあります。

プラン

NordVPNでは、プランを「ベーシックプラン」「プラスプラン」「コンプリートプラン」から選択できます。

一番安いプランは、ベーシックプランです。

ベーシックプランであってもVPN機能は上位プランと全く同じであり、一切制限なく利用できます。

なお、上位プランでは、次の機能を利用できます。

悪意のあるWebサイトのブロック悪意のあるWebサイトへのアクセスをブロックして警告メッセージを表示する機能です。
広告ブロックWebサイトに表示される邪魔な広告を消せる機能です。
ダウンロード時にファイルをスキャンインターネット経由でファイルをダウンロードするときに危険がないかをスキャンする機能です。
トラッキングの防止Webマーケティングの担当者などが行っている”行動履歴の追跡”を防げる機能です。
脆弱性の検出Windowsパソコンにインストールしているソフトをスキャンして脆弱性があれば通知する機能です。
パスワード管理アプリ「NordPass」複数のアカウントのパスワードを一元管理できるパスワードマネージャーサービスです。
1TBのクラウドストレージ「NordLocker」インターネット上にデータ(ドキュメント、画像、動画など)を保存できるクラウドストレージサービスです。
NordVPNの上位プランの機能一覧表

契約期間

NordVPNでは、契約期間を「1か月プラン」「1年プラン」「2年プラン」から選択できます。

一番お得なのは、2年プランです。

2年プランでは2年分のサービス利用料金が一括で請求されますが、割引が適用されて月額換算では大幅に安くなります。

例えば、ベーシックプランを2年間利用したときの支払総額は、

  • 1か月プラン:4万7,040円(= 1,960円 × 24ヶ月)
  • 2年プラン:1万2,420円

です。

同じプランを契約しているにも関わらず、選択する契約期間によっては3万4,620円も支払総額が違ってくることが分かります。

NordVPNに余計な機能をつけずに最安値で利用したい場合は、ベーシックプランの2年プランがおすすめとなります。

また、学生であれば+15%割引の学割を適用することも可能です。

NordVPNでできること

NordVPNを含めてVPNサービスができることは、大きく分けて3つあります。

セキュリティの向上

NordVPNでは、インターネット通信を暗号化してセキュリティを向上できます。

特にカフェ、飲食店、コンビニ、カラオケ、公共施設、病院、ホテルなどで提供されるフリーWi-Fiを利用するときに役立ちます。

なぜなら、一部のフリーWi-Fiは、インターネット通信が暗号化されていないケースがあるからです。

実際、フリーWi-Fiの盗聴方法はYouTubeでも多数投稿されており、ある程度のネットの知識があれば誰でも行うことができます。

もし、悪意を持っている人・ハッカーにのぞき見されてしまった場合は、

  • クレジットカードの不正利用
  • SNSアカウントの乗っ取り
  • メールでやり取りしていた機密情報の流出

などの被害に遭う可能性もあるので注意しなければなりません。

NordVPNを活用すれば、通信内容を盗み見しようとしたとしても意味のない文字列しか読み取れなくできます。

プライバシーの保護

NordVPNは、本当のIPアドレスを隠してプライバシーを保護できます。

私たちがWebサイト・サービスを利用したとき、管理者にIPアドレス、タイムスタンプが伝わります。

もちろん、IPアドレスだけでは「名前、住所、連絡先など」は特定できません。

ただ、発信者情報開示請求を行うことでプロバイダに残されたログ(契約者のインターネット上の行動履歴)から名前や住所、連絡先が特定できます。

特に

  • 内部告発者
  • ジャーナリストや政治活動家
  • サイバー攻撃に狙われやすい機密情報の取り扱い

など、身元がバレると困るときは活用するようにしましょう。

NordVPNを活用すれば、管理人にはVPNサーバーのIPアドレスしか伝わらないようになります。

地域制限(ジオブロック)の回避

NordVPNは、IPアドレスを変更して地域制限(ジオブロック)を回避できます。

地域制限(ジオブロック)とは、ユーザーの国・地域に基づいてアクセスを制限する仕組みをいいます。

NordVPNでIPアドレスを変更することでWebサイト・サービスに別の国・地域の情報を伝えることができます。

これにより

  • 海外旅行中に日本の動画を視聴する
  • 海外限定の動画を視聴する
  • 中国で規制された日本のWebサービスを利用する
  • Webサービスや航空券やホテルの予約が安くする

などが可能です。

NordVPNで地域制限(ジオブロック)を回避すれば、

など、さまざまなことができます。

NordVPNのメリット

VPNは、さまざまな事業者が提供していますが、その中でもNordVPNが一番おすすめです。

高い暗号化レベル

NordVPNの暗号化は、非常に強力です。

暗号化規格には、米国家安全保障局(NSA)でトップシークレットの保護でも推奨される「AES-256」を採用しています。

AES-256では、鍵の組み合わせが256ビット=2の256乗もあり、スーパーコンピューターを利用しても解読までに数兆年かかります。

この強固な暗号化により海外旅行先でもフリーWi-Fiを利用して安全にオンラインショッピングやメールのやり取りができます。

通信速度は業界最速

NordVPNの通信速度は、業界最速です。

通信速度の要となるVPNプロトコルには、世界最速プロトコル「WireGuard」をもとに開発された独自プロトコル「NordLynx」を利用可能。

独立系ITセキュリティ機関「AV-TEST」が実施したテストでは、2位のVPNサービスと比較しても2倍のパフォーマンスという結果がでました。

アメリカ417.0Mbps
イギリス255.9Mbps
日本527.1Mbps
NordVPNのダウンロード速度の平均値

VPNサーバーの設置台数が多い

NordVPNでは、世界トップクラスにVPNサーバーが多いです。

世界111カ国に6,300台のVPNサーバーを設置しており、日本でも200台以上を提供しています。

最近は、動画配信サービス(Netflix、U-NEXT、Amazonプライム・ビデオ、DAZN、ディズニープラス、Huluなど)のVPN規制強化により他の国・地域から視聴できないケースがあります。

また、VPNサーバーの通信速度に満足できないケースもあるでしょう。

そのとき、VPNサーバーの選択肢が多ければ、切り替えることで改善できる可能性が高まります。

VPN機能が充実している

NordVPNには、さまざまなVPN機能が用意されています。

特に自動接続とキルスイッチは、より安全にインターネット接続をするときに役立つ機能です。

自動接続自動的にVPNサーバーに接続する機能です。毎回手動でVPNの接続ボタンを押す手間を省けます。フリーWi-Fiなど安全でないインターネット回線を利用したときだけ自動でVPN接続する設定も可能です。
キルスイッチ何かしらの原因でVPN接続が切れたときにインターネットを自動的に遮断する機能です。たとえ1秒でもVPN接続しない時間をつくりません。
NordVPNのセキュリティ機能一覧

その他、ネットスプリットトンネルを活用すれば、アプリごとにVPN接続の有無を選択可能。

上位プラン(プラスプラン、コンプリートプラン)では、NordVPNのセキュリティ機能である脅威対策も利用できます。

特殊サーバーを利用できる

NordVPNは、5種類の特殊サーバーが用意されています。

特殊サーバーは、特定の目的を持っているVPNサーバーであり、通常のVPNに+αの機能が付いています。

固定IPアドレス自分のアカウントだけに割り当てられるVPNサーバーのIPアドレスです。IPアドレス制限のかかった社内システム・サーバーにVPNで接続できるようになります。
ダブルVPNVPNによる暗号化を2重で行える特殊サーバーです。2つのVPNサーバーを経由することでセキュリティとプライバシーが向上します。
難読化サーバー国やISP、ネットワーク管理者からVPN利用を隠せる特殊サーバーです。通常のVPN接続がブロックされる国で活躍します。
Onion Over VPNIPアドレスを隠して匿名性を向上できる特殊サーバーです。VPNに加えてオープンソースソフトウェア「Tor(トーア)」を経由してインターネット接続をします。
P2P分散型のファイル共有ソフト「トレント」を安全に利用できる特殊サーバーです。IPアドレスを隠したり、インターネットプロバイダー(ISP)の帯域制限を回避できます。
NordVPNの特殊サーバー一覧

対応デバイスが多い

NordVPNは、幅広い端末・デバイスに対応しています。

主な対応デバイスは、

  • パソコン(Windows、Mac、Linux、Chromebook)
  • タブレット(iPad、Android、Fireタブレット)
  • スマートフォン(iPhone、Android)
  • テレビ(Android TV、Fire TV Stick)
  • ゲーム機(Nintendo Switch、PlayStation、Xbox)
  • VR機器(Meta Quest)
  • Raspberry Pi(ラズパイ)

です。

Webブラウザの拡張機能に設定すれば、Google Chromeなどの使用時だけVPN接続することもできます。

最大10台まで同時接続できる

NordVPNは、最大10台までの同時接続に対応しています。

1アカウント契約すれば、家族や友人と共有して利用することも可能です。

NordVPNアカウントを共有することはできますか?

はい。信頼できる相手とアカウントを共有できます。ただし、ログイン情報を誰かに開示することは常にリスクが伴うことにご注意ください。

出典:NordVPN公式サイト

また、OpenVPN対応ルーターに設定すれば、11台以上(ルーターの最大接続台数まで)の同時接続もできます。

ノーログポリシーを遵守している

NordVPNは、ノーログポリシーを遵守している匿名性の高いVPNサービスです。

ノーログポリシーとは、ユーザーのインターネット上の検索・行動履歴を残さないという方針を言います。

具体的には、次のような履歴を収集・保存しない方針です。

接続履歴VPNの接続日時、接続したVPNサーバーのIPアドレス、転送データ量など
行動履歴閲覧したWebサイト、ダウンロードしたファイル、使用したソフト・アプリなど
VPNサービスにおけるログの例

世界4大監査法人(Big4)による合計4回の監査でも「NordVPNのノーログポリシーに偽りがない」と証明されています。

また、国際的な情報共有協定「5・9・14アイズ同盟」に加入していないパナマ共和国に拠点を置いていることから政府による強制的なデータ提供の義務も受けません。

支払い方法が多い

NordVPNでは、大きく分けて5種類の支払い方法に対応しています。

対応の支払い方法は、

  • クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、American Express、Discover、UnionPay)
  • PayPay(銀行口座、PayPayカード、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い、現金、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金、PayPayあと払い)
  • PayPal(クレジットカード、デビットカード、銀行口座)
  • Google Pay(クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード)
  • 仮想通貨(ビットコイン、イーサリム、リップルなど)

です。

特にNordVPNのプライバシーを高めたい場合は、仮想通貨がおすすめです。

仮想通貨は、毎回使い捨てのウォレットアドレスで取引を行うことから「誰から誰に送金されたか」といった情報が残らない仕組みとなっています。

30日間の返金保証がある

NordVPNには、30日間の返金保証があります。

これは、NordVPNを公式サイト経由で契約してから30日以内であれば申請により全額返金を受けられるサービスです。

当社のサービスに満足されない場合については、サービスのご購入から30日以内にサブスクリプションをキャンセルし、返金をリクエストできます(「返金保証」)。

出典:NordVPN「一般利用規約 解約と返金に関するポリシー」

つまり、NordVPNを海外旅行中だけ利用して返金を受ければ、お金を一切支払うことなく無料で利用できます。

30日間の返金保証手続きの手順は、次の記事で分かりやすく解説しています。

お問い合わせは24時間365日受付

NordVPNでは、24時間365日ライブチャットによるお問い合わせに対応しています。

ライブチャットは、サポート担当者とリアルタイムでやり取りができるため、今ある問題をすぐに解決することができます。

日本語の自動翻訳にも対応しているので英語が苦手な方も安心して問い合わせができます。

NordVPNの評判・口コミまとめ

NordVPNは、App StoreやGoogle Playのアプリのレビューでも★4.3~4.5の非常に高い評価を受けています。

通信速度は速い口コミが多い

一番気になる通信速度については、他社と比べても速いという評判・口コミが多くなっています。

海外の動画が視聴できた口コミ

NordVPNを活用して他の国・地域限定で配信される動画が視聴できた評判・口コミです。

ただし、最近はVPN規制が厳しくなっていることからNordVPNに限らず繋がらないケースも多くなっています。

無事に返金された口コミ

NordVPNの30日間の返金保証で無事に返金できたという評判・口コミです。

返金申請時に引き止められたという口コミもあります。

筆者も同様のことがありましたが、はっきりと「サービスが必要なくなりました」と伝えれば問題なく返金されました。

最後に

今回は、NordVPNの基本情報から料金、評判・口コミなど詳しく解説しました。

NordVPNのメリットとデメリットをまとめると次のとおりです。

メリットデメリット
・米国家安全保障局(NSA)推奨の暗号化レベル
・世界111カ国に6,300台のVPNサーバーを設置
・VPN機能や特殊サーバーが充実している
・最大10台まで家族や友人と共有できる
・ノーログポリシー遵守で匿名性が高い
・30日間の返金保証がある
・チャットサポートは24時間365日対応している
・もっと安い料金のVPNサービスがある
・中国からは繋がりにくい
・試用期間はなくチャットによる返金申請が必要
・日本語完全対応ではなく自動翻訳による日本語サポートになる
NordVPNのメリットとデメリット比較表

NordVPNアプリの使い勝手も直感的で使いやすい点もメリットです。

どのVPNサービスを選べばいいか悩んでいる方は、一度試してみてはいかがでしょうか?

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