「トレント（Torrent）を利用したい」
そんなときにおすすめするのが、インターネット通信を暗号化できるVPNサービスです。
トレントは、大容量の動画、音楽、画像、ソフトウェアなどを効率的に素早くダウンロードできる便利なシステムです。
しかし、セキュリティ上のリスクも大きく、安全に利用するならVPNは必須です。
その中でも世界シェアNo.1のVPNサービス「NordVPN」は、トレントにも対応しておすすめです。
この記事では、NordVPNがトレントにおすすめの理由を解説していきます。
目次
トレントには情報開示や逮捕のリスクがある
トレントは、見知らぬユーザー同士がデータを共有する分散型の仕組み（P2P通信）を採用しています。
これによりデータ処理をサーバーに依存することなく、大容量データのやり取りでも素早い処理が可能です。
しかし、その仕組み上、IPアドレスが公開されることから、さまざまなリスクが発生します。
意図せずに違法行為をするリスク
トレントの利用で一番怖いのが逮捕や開示請求です。
トレントの利用自体は合法ですが、著作権で保護された作品や児童ポルノのダウンロードおよびアップロードは違法になります。
「著作権が絡む映画やアニメの動画や楽曲などをダウンロードするつもりはない」という方にとっては関係のない話に映るかもしれません。
しかし、トレントはダウンロードするまでは本当に合法のファイルかどうかは確認できません。
合法のファイルと思ってダウンロードしたけど、蓋を開けてみれば違法コンテンツだったというケースも存在するのです。
発信者情報開示請求により逮捕されるリスク
トレントは、ファイルのダウンロード時にIPアドレスが公開されるという特性があります。
IPアドレスは、端末一つ一つに割り当てられる識別用の番号であり、”インターネット上の住所”とも言われています。
ただ、ハッカーなどのサイバー犯罪者に「IPアドレスがバレた」としても特定されるのは、市区町村やプロバイダの情報程度で危険性はほぼありません。
IPアドレスから個人情報を特定する場合は、発信者情報開示請求が必要になります。
発信者情報開示請求は、警察のサイバーパトロールや著作権侵害を受けた本人の申し立てにより行われる法的手続きです。
この法的手続きにより
- Webサイト運営者
- IPアドレス
- プロバイダ（OCN、ソフトバンク、ぷらら、ビッグローブ、So-netなど）
という流れで情報の開示が行われます。
最終的には、プロバイダに残されたログ（契約者のインターネット上の行動履歴）から名前や住所、連絡先が特定されることになります。
意図的ではないとしても違法コンテンツのダウンロードを１度でも行った場合は、民事により損害賠償を請求される恐れがあります。
また、継続的・反復的に違法ダウンロードを行った場合は、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金またはその両方が科されます。
トレントでIPアドレス公開を防ぐならVPN
トレントで違法動画・海賊版などのダウンロードは、絶対にやってはいけません。
しかし、著作権で保護された作品と知らなかったり、意図せずに誤って違法コンテンツをダウンロード・アップロードしてしまう可能性もあります。
そんなときに身元の特定を防げるのがVPN（Virtual Private Network）と呼ばれるサービスです。
VPNを活用することで本当のIPアドレスを隠してトレントを利用できます。
万が一、発信者情報開示請求をされたとしても多くのユーザーが利用するVPNサーバーのIPアドレスしか分かりません。
ただし、発信者情報開示請求によってVPNサービスの事業者は特定されます。
もし、事業者が請求に応じて契約者の個人情報を提供した場合は、個人情報が特定されることになります。
NordVPNがおすすめ
トレントの利用による身元の特定リスクを回避するならNordVPNを強くおすすめします。
NordVPNは、世界中で1,400万人以上のユーザーが利用する世界シェアNo.1のVPNサービスです。
NordVPNをおすすめする最大の理由がノーログポリシーの遵守です。
NordVPNは、あなたのオンライン活動のログを保持しません
NordVPNがユーザーのデータを記録しているのではないかとお考えですか？ご心配なく。当社はログなしのVPNサービスを提供しています。つまり、ユーザーのオンライン行動に関するデータを保存しないということです。保存しているデータ自体がないため、確認する情報も、第三者と共有できる情報もありません。
出典：NordVPN「ログなしVPNサービス」
これにより発信者情報開示請求を受けたとしてもログを保持していないことから提供できる情報がありません。
また、日本政府の影響を受けにくいパナマ共和国に拠点を置いている点も安心できるポイントになっています。
最後に
今回は、NordVPNがトレントにおすすめの理由を詳しく解説しました。
トレントは、インターネット上からファイルをダウンロードすることから、ストリーミング再生と比べて損害賠償や逮捕のリスクが高くなっています。
そのようなリスクを回避するためにおすすめなのがNordVPNです。
NordVPNは、本社をパナマ共和国に置いており、ノーログポリシーであるとこから個人情報が特定されるリスクを回避可能。
それだけでなく、P2P専用サーバーの提供により帯域制限を回避して安全かつ高速にファイルをダウンロードできます。
万が一、トレントが利用できなくても30日以内であれば全額返金してもらうことが可能です。
政府広報によれば、YouTubeなどで違法コンテンツをストリーミングにより視聴しても罪にはならないとされています。
しかし、トレントのようにパソコンやスマートフォンに違法コンテンツをダウンロードしてしまったら話は別。
端末に違法コンテンツを保存した時点で民事による損害賠償および刑事罰の対象となる可能性があります。