「NordVPNを家族で共有したい」
そんなときに気になるのが、NordVPNを複数端末で同時接続できるのかどうかです。
NordVPNが同時接続に対応していれば、自宅にあるすべての端末を暗号化して安全にインターネット接続が可能。
また、IPアドレスを変更して海外の動画コンテンツを楽しむこともできます。
この記事では、NordVPNの同時接続が何台までできるか?複数端末で接続する方法もご紹介していきます。
目次
NordVPNは最大10台までの同時接続に対応
先に結論を言っておくとNordVPNは最大10台までの同時接続に対応しています。
このことは、NordVPNの公式サイトでも案内されています。
1つのNordVPNアカウントで複数のデバイスを接続しましょう!10台のデバイスが同時接続でカバーされています。
出典:NordVPN公式サイト「NordVPNでは何台のデバイスを使用できますか?」
対応端末
NordVPNは、あらゆる端末に対応しています。
例えば、自宅のパソコン2台、タブレット1台、スマートフォン4台、テレビ2台、ゲーム機1台を同時接続することも可能です。
- パソコン(Windows、Mac、Linux、Chromebook)
- タブレット(iPad、Android、Fireタブレット)
- スマートフォン(iPhone、Android)
- テレビ(Android TV、Fire TV Stick)
- ゲーム機(Nintendo Switch、PlayStation、Xbox)
- VR機器(Meta Quest)
- Raspberry Pi(ラズパイ)
NordVPNをルーターに設定すれば11台以上の同時接続も可能
NordVPNをルーターに設定することで11台以上(ルーターの最大接続台数まで)の同時接続もできます。
このことは、NordVPN公式サイトでも案内されています。
1台のルーターですべてを保護
NordVPNを自宅またはオフィスのルーターに接続すると、ネットワーク内のすべてのデバイスがVPNで保護されます。さらに、無制限のデバイスに接続しながらもデバイス制限台数のうち1つとしてカウントされます。
出典:NordVPN公式サイト
NordVPNをルーターに設定しておけば、そのルーター経由で有線またはWi-Fi接続した端末は、自動的にVPN接続されます。
端末ごとにNordVPNアプリをインストールしたり、毎回手動でVPN接続する手間を省くことが可能。
また、NordVPNアプリをインストールできない端末・IoT機器もVPNで保護できます。
対応ルーター
NordVPNは、すべてのルーターに設定できるわけではありません。
NordVPNを設定するには、VPN方式の一つであるOpenVPNに対応したルーターを用意する必要があります。
OpenVPN | ◯ |
---|---|
PPTP | ー |
L2TP/IPsec | ー |
SSTP | ー |
IKEv2 | ー |
OpenVPNとは、VPNプロトコルの一つです。
Technologies, Inc.を中心に開発を行っているオープンソースのVPNプロトコルであり、速度やセキュリティが優れていることから幅広く採用されています。
対応メーカー
OpenVPNに対応したルーターを販売している主なメーカーをご紹介します。
- ASUS WRT(ネイティブファームウェア)
- ASUS Merlin
- DD-WRT
- Gl.iNET
- Mikrotik
- NetDUMA
- OPNsense
- OpenWRT
- Padavan
- Sabai
- Tomato
- pfSense
- DrayTek
- EdgeRouter
日本では、バッファロー(BUFFALO)、NEC、エレコム(ELECOM)、アイ・オー・データのルーターが人気ですが、いずれもOpenVPNには対応していません。
また、ほとんどは海外メーカーであることから日本で手に入りにくくなっています。
その中でも比較的お手頃な価格で馴染み深いメーカーとなっているのが、台湾メーカーASUSが販売する「RT-AC67U」というルーターです。
NordVPNの複数端末の同時接続に関するよくある質問(Q&A)
ここからは、NordVPNの複数端末の同時接続に関するよくある質問をご紹介していきます。
最後に
NordVPNでは、最大10台まで同時接続ができます。
さらにNordVPNを自宅のルーターに設定すれば、11台以上の端末も同時接続可能です。
また、複数の端末・デバイスを同時接続しておけば、メッシュネットワーク機能により簡単にファイル共有もできます。
最近は、スマートスピーカーやリモコン、電球、掃除機、エアコン、玄関の鍵、防犯カメラなど、あらゆるモノがインターネットと繋がるようになりました。
しかし、インターネットにより生活がより便利になった反面、セキュリティリスクも増えてきています。
特にスマートフォンは、銀行やクレジットカードなど、お金のやり取りを行うことがからリスクも高まっています。
特に飲食店やカフェ、公共施設でフリーWi-Fiを使うときは、VPN接続でしっかりとセキュリティ対策をしておきたいところです。