MillenVPNとNordVPNを比較!おすすめはどっち?

「VPNサービスの利用を検討している」

そんなときに候補にあがるのがMillenVPNとNordVPNです。

MillenVPN(ミレンVPN)は、株式会社アズポケットが運営する国産VPNサービスで安心感があります。

NordVPN(ノードVPN)は、1,400万人以上のユーザーが利用する世界シェアNo.1の海外VPNサービスです。

この記事では、MillenVPNとNordVPNのどちらを選ぶべきか?分かりやすく比較していきます。

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MillenVPNとNordVPNの比較表

さっそく、MillenVPNとNordVPNの比較表を見ていきましょう。

MillenVPNNordVPN
運営会社アズポケット株式会社Nord Security
本拠地日本パナマ共和国
※東京都渋谷区に日本法人あり
提供開始2022年2016年
ユーザー数非公開1,400万人以上
Androidアプリのダウンロード数1万件以上5,000万件以上
契約期間1年プラン:594円/月
2年プラン:396円/月
7日プラン:638円
15日プラン:1,078円
30日プラン:1,738円
1ヶ月プラン:2,233円/月~
1年プラン:847円/月~
2年プラン:693円/月~
料金プランサブスクプラン、ワンタイムプランベーシックプラン(スタンダードプラン)、プラスプラン、コンプリートプラン
支払い方法クレジットカード、PayPal、銀行振込クレジットカード、PayPal、PayPay、Google Pay、仮想通貨(暗号通貨)
対応デバイスパソコン(Windows、Mac)
タブレット(iPad、Android、Fireタブレット)
スマートフォン(iPhone、Android)
テレビ(Android TV、Fire TV)
パソコン(Windows、Mac、Linux、Chromebook)
タブレット(iPad、Android、Fireタブレット)
スマートフォン(iPhone、Android)
テレビ(Android TV、Fire TV Stick)
ゲーム機(Nintendo Switch、PlayStation、Xbox)
VR機器(Meta Quest)
Raspberry Pi(ラズパイ)
同時接続台数最大10台最大10台
国とサーバー数世界55カ国に1,300台世界111ヶ国に6,300台
VPN機能自動再接続、キルスイッチ自動接続、キルスイッチ、スプリットトンネリング
接続方法MillenVPN Native、MillenVPN Native OpenConnectダブルVPN、難読化サーバー、Onion Over VPN、P2P、固定IPアドレス
暗号化規格AES-256AES-256
VPNプロトコルIKEv2、WireGuard、OpenVPNNordLynx、OpenVPN
ノーログポリシーありあり
セキュリティ機能DNS漏洩保護、IPv6漏洩保護脅威対策、ダークウェブモニター
返金保証ありあり
日本語対応完全対応自動翻訳により対応
お問い合わせ方法メールフォームリアルタイムチャット、メールフォーム
公式サイトhttps://millenvpn.jp/https://nordvpn.com/
MillenVPNとNordVPNの比較表

※記事執筆時点の価格です。為替や時期によって変動します。

ご覧いただければ分かるとおり、

  • 料金
  • 支払い方法
  • 対応デバイス
  • 国とサーバ数
  • VPN機能
  • 接続方法
  • セキュリティ機能
  • お問い合わせ方法

など、多くの項目で違いがあります。

一番気になる料金については、MillenVPNのほうが安いです。

ただ、国やサーバー数、VPN機能、接続方法などの各種機能はNordVPNのほうが優れています。

契約期間

契約期間は、MillenVPNのほうが細かく選べます。

どちらも一定期間ごとに契約が自動更新されるサブスクプランは同じです。

それに加えて、MillenVPNでは契約満了日に自動解約されるワンタイムプラン(7日・15日・30日プラン)も用意されています。

MillenVPNNordVPN
1か月プラン2,233円
1年プラン7,128円
(594円/月)
10,164円~
(847円/月~)
2年プラン9,504円
(396円/月)
16,632円~
(693円/月~)
7日プラン638円
15日プラン1,078円
30日プラン1,738円
MillenVPNとNordVPNの料金比較表

※記事執筆時点の価格です。為替や時期によって変動します。

サブスクプラン

サブスクプランでは、初回契約時に1年・2年分の料金を一括で支払います。

その後、契約期間が満了すると自動更新が行われて、同じ契約内容と支払い方法で契約が継続されます。

※どちらも契約後にアカウントページから自動更新を停止できます。

ワンタイムプラン

ワンタイムプランは、自動更新のない短期プランです。

MillenVPNでは、7日・15日・30日から選択ができ、契約期間満了に伴って自動解約。

「使っていないのに料金を支払いを続けている」といった事態を防ぐことができます。

解約手続きを忘れがちの方におすすめです。

ただし、ワンタイムプランは、30日間返金保証の対象外となるので注意しましょう。

料金プラン

料金プランは、NordVPNのほうが細かく選べます。

NordVPNでは、大きく分けて3つの料金プランが用意されていますが、それぞれ利用できる機能が違います。

ベーシックプランプラスプランコンプリートプラン
VPN機能
悪意のあるWebサイトのブロック
広告のブロック
ダウンロード時にファイルをスキャン
トラッキングの防止
パスワードマネージャー「NordPass」
1TBのクラウドストレージ「NordLocker」
NordVPNの各種プランの機能比較表

どの料金プランを選択してもVPN機能はフルで利用可能です。

VPN機能だけでは十分でないなら「セキュリティ機能」「パスワードマネージャー」「クラウドストレージ」などが付いている上位プランも選択できます。

VPNだけで十分なら余計な機能なしで料金の安いベーシックプラン。

セキュリティ機能などを付けたいならプラスプランなどユーザーの使い方に合わせて柔軟に選べる点はメリットです。

支払い方法

支払い方法は、NordVPNのほうが多く選べます。

NordVPNでは、国内シェアNo.1のスマホ決済「PayPay」や匿名性の高い「仮想通貨(ビットコイン、リップル、イーサリアムなど)」にも対応しています。

MillenVPNNordVPN
クレジットカード
PayPal
PayPay
Google Pay
仮想通貨
銀行振込
MillenVPNとNordVPNの支払い方法比較表

特に仮想通貨(暗号通貨)は、匿名性を高めて利用したいときにおすすめです。

クレジットカードは、個人情報と紐づいたカード番号を入力して支払いをすることから容易に身元が特定できます。

一方、仮想通貨では、毎回変わる”使い捨て”のウォレットアドレスで取引をすることから身元の特定が困難になります。

PayPayでは、

  • 銀行口座
  • PayPayカード
  • ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
  • 現金(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)
  • ヤフオク!・PayPayフリマの売上金
  • PayPayあと払い

といった方法でチャージして決済可能です。

クレジットカードを持っていない方は、活用すると良いでしょう。

対応デバイス

対応デバイスは、NordVPNのほうが多いです。

どちらのVPNサービスもパソコン、タブレット、スマートフォン、テレビ向けに専用アプリを提供しています。

それに加えてNordVPNでは、

  • Google Chrome
  • Microsoft Edge
  • Firefox

の拡張機能も用意。

これにより「Microsoft EdgeではVPN接続するが、それ以外ではしない」といった使い分けができます。

また、NordVPNをルーターに設定することでゲーム機やスマート家電などアプリがインストールできないデバイスでもVPN接続が可能です。

NordVPNでは、LinuxやChromebook向けにも専用アプリが提供されています。

国とサーバー数

国とサーバー数は、NordVPNが圧倒しています。

MillenVPNと比べて国は約2倍、サーバー数は約5倍も多くなっています。

MillenVPNNordVPN
55カ国111カ国
サーバー数1,300台6,300台
MillenVPNとNordVPNの国とサーバー数の比較表

NordVPNのほうがより多くのIPアドレスを利用可能です。

これにより1つのVPNサーバーが使えなくても他に切り替えることで地域制限(ジオブロック)を解除できる可能性が高まります。

NordVPNでは、日本のサーバーについても東京168台、大阪36台と充実しています。

ただ、dアニメストアなど一部の動画見放題サービスについては、MillenVPNのほうが安定して視聴できます。

関連記事;MillenVPNでdアニメストアを海外から見る方法【検証済み】

VPN機能

VPN機能は、NordVPNのほうが充実しています。

どちらのVPNサービスも予期せずにVPN接続が切れたときに自動的にインターネットを切断するキルスイッチを利用可能です。

NordVPNでは、それ以外にもさまざまなVPN機能を用意しています。

自動接続自動的にVPNサーバーに接続する機能です。フリーWi-Fiなど安全でないインターネット回線を利用したときだけ自動でVPN接続する設定も可能です。
スプリットトンネリングアプリごとにVPN接続に接続するかどうかを指定できる機能です。
NordVPNのVPN機能一覧

MillenVPNにもアプリ起動時に自動接続できる機能はあります。

ただ、NordVPNの方が「有線LAN」「Wi-Fi」「モバイルネットワーク」など、接続方法やSSIDなどより細かく条件を設定可能です。

接続方法

接続方法は、NordVPNのほうが多いです。

NordVPNでは、特定の目的に最適化された特殊サーバーが用意されています。

難読化サーバーVPNの利用を隠しつつIPアドレスを変更できる機能です。中国などVPN規制の厳しい国に滞在しているときに安全にVPNを利用できます。
ダブルVPNVPNによる暗号化を2重で行える機能です。2つのVPNサーバーを経由することでセキュリティを強化できます。
Onion Over VPNVPNとTorによりセキュリティとプライバシーを高める機能です。Torは、インターネット通信時に複数のコンピューターを経由することで匿名性を高めるオープンソースのソフトウェアとなります。Torブラウザ利用時にもおすすめです。
P2Pインターネットサービスプロバイダ(ISP)による帯域制限を回避できるサーバーです。トレント、Winny、WinMX、Share、Perfect DarkなどのP2Pファイル共有ソフトを利用するときにおすすめとなります。
固定IPアドレス自分のアカウントだけに割り当てられるVPNサーバーのIPアドレスです。セキュリティ対策でIPアドレスを指定したり、IPブロックやCAPTCHA認証を回避したいときにおすすめとなります。
NordVPNの特殊サーバー一覧

一方、MillenVPNにも

が提供されています。

MillenVPNでもP2Pを制限なく利用できます。

ただ、よりP2Pに特化したVPNサーバーを利用したいならNordVPNを選んだほうが良いでしょう。

VPNプロトコル

VPNプロトコルは、MillenVPNが多いです。

VPNプロトコルとは、インターネット上でVPN接続を行うための規約や手順のことを言います。

MillenVPNNordVPN
IKEv2
WireGuard
NordLynx
OpenVPN
MillenVPNとNordVPNのVPNプロトコル比較表

MillenVPNでは、3つのVPNプロトコルを選択できます。

ただ、通信速度とセキュリティを重視するならNordVPNが提供する”Nordlynx(ノードリンクス)”がおすすめです。

Nordlynxは、世界最速のVPNプロトコル「WireGuard」をベースにセキュリティなどの諸問題を解決して開発された次世代のVPNプロトコルとなります。

MillenVPNでも通信速度の速いWireGuardを利用可能です。

ただし、WireGuardは、IPアドレスをサーバーに保存する仕様であることからセキュリティ・プライバシーに懸念があります。

ノーログポリシー

ノーログポリシーは、NordVPNのほうが信頼できます。

どちらのVPNサービスも公式サイト・プライバシーポリシーでノーログポリシー(=インターネット上の検索・行動履歴を保存しない)を掲げています。

しかし、第三者機関からノーログポリシーを証明されているのはNordVPNだけです。

NordVPNでは、

  • 2018年・2023年にPricewaterhouseCoopers AGスイス(PwC)
  • 2022年・2023年にデロイト・トウシュ・トーマツ

という世界4大監査法人(Big4)の合計4回の監査によって「ノーログポリシーは偽りなし」と証明されました。

NordVPNは、本拠地をデータ保持法のないパナマ共和国に置いており、政府による強制的なデータ提供の義務も受けません。

セキュリティ機能

セキュリティ機能は、NordVPNが圧倒的に優れています。

NordVPNでは、VPN機能に加えて上位プラン(スタンダードプラン、プラスプラン、コンプリートプラン)でセキュリティ機能を提供しています。

悪意のあるWebサイトのブロック悪意のあるWebサイトへのアクセスをブロックして警告メッセージを表示する機能です。
広告ブロックWebサイトに表示される邪魔な広告を消せる機能です。
ダウンロード時にファイルをスキャンインターネット経由でファイルをダウンロードするときに危険がないかをスキャンする機能です。
トラッキングの防止Webマーケティングの担当者などが行っている”行動履歴の追跡”を防げる機能です。
脆弱性の検出Windowsパソコンにインストールしているソフトをスキャンして脆弱性があれば通知する機能です。
NordVPNのセキュリティ機能一覧

その他、MillenVPNと同じくDNSのプライバシーを保護する”プライバシーDNS”などを提供しています。

NordVPNの広告ブロックは、Webサイト・ブログの広告を非表示にできる便利な機能です。

広告ブロック機能を活用することで表示速度が速くなるだけでなく、モバイルデータ通信量の削減にも繋がります。

また、一部の広告に含まれる不正なWebサイトへの誘導を防ぐことでセキュリティ強化が可能です。

返金保証

返金保証は、MillenVPNのほうが簡単にできます。

どちらのVPNサービスも契約から30日以内に申請することで全額返金を受けられます。

ただ、MillenVPNでは、

  1. マイページにアクセスする
  2. 解約申請ページに移動する
  3. キャンセルタイプで「直ちに解約し、返金保証を適用する」を選択する

により簡単に返金申請が可能です。

一方、NordVPNでは、チャットサポートにより人間と会話をして返金申請をする必要があります。

確実に返金を受けたい場合は、MillenVPNをおすすめします。

お問い合わせ方法

問い合わせ方法は、NordVPNのほうが充実しています。

NordVPNでは、ライブチャットで24時間365日いつでも質問の返答を得ることが可能です。

ライブチャットメール
受付時間24時間365日24時間365日
質問の返答リアルタイム後日
日本語対応
添付ファイル位置情報、ファイル、画像ファイル、画像など
NordVPNの問い合わせ方法・サポート窓口一覧表

MillenVPNは、メールフォームしか問い合わせ対応していません。

また、返信は平日10:00~18:00しか行っていないことから土曜日に質問をしても回答を得るのに数日待つ必要があります。

NordVPNのライブチャットは、日本語の自動翻訳にも対応しています。

最後に

今回は、MillenVPNとNordVPNを徹底的に比較にしました。

それぞれのメリットとデメリットを表にまとめると次のとおりです。

MillenVPNNordVPN
運営実績
料金
短期プラン
支払い方法
対応デバイス
国とサーバー数
VPN機能
通信速度
プライバシー
セキュリティ
返金保証
お問い合わせ
MillenVPNとNordVPNのメリットとデメリットの比較表

基本的には、NordVPNのほうがVPNサービスとして優れています。

ただ、MillenVPNと比べて料金が高く、30日間の返金保証の手続きも煩雑になっています。

まずは、MillenVPNを返金保証対象のサブスクプランで試してから不満があれば全額返金を申請。

その後、NordVPNを契約するのも1つの手でしょう。

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