SurfsharkのBypasser（バイパサー）とは？使い方・設定方法

「Surfsharkを利用したいけど、一部VPN接続したくないアプリもある」

そんなときは、Surfsharkが提供するBypasser（バイパサー）機能を活用しましょう。

この機能を活用すれば、

• アプリ・ソフト
• Webサイト・IPアドレス

ごとにVPN接続するかどうかを細かく設定することが可能です。

例えば、インターネットバンキングやオンライントレードのアプリは、VPN接続時に不具合・エラーが発生する可能性があるので除外することもできます。

この記事では、SurfsharkのBypasser（バイパサー）の使い方や設定方法を詳しく解説していきます。

SurfsharkのBypasser（バイパサー）とは

Bypasser（バイパサー）とは、端末・デバイス内のアプリやWebサイト、IPアドレスごとにVPN接続するかどうかを設定できる機能です。

対応デバイス

SurfsharkのBypasser（バイパサー）は、次の端末・デバイスに対応しています。

※MacOS、Linux、iOS（iPhone、iPad）は非対応です。

設定条件

SurfsharkのBypasser（バイパサー）は、３パターンの条件から設定ができます。

アプリ

端末・デバイスにインストールしたアプリ・ソフトウェアの設定条件です。

Webサイト・IPアドレス

Webサイト（例：vpn-perfect.com）の設定条件です。

例えば、Webサイト・IPアドレスのVPNをバイパスに「animestore.docomo.ne.jp（dアニメストア）」を指定します。

そうすれば、SurfsharkでVPN接続をオンにしてもdアニメストアだけは通常のインターネットで接続されます。

SurfsharkのBypasser（バイパサー）を利用するメリット

Bypasser（バイパサー）のメリットは、アプリやWebサイトごとにVPN接続の有無を選択できる点です。

VPN接続は、インターネット通信を暗号化してセキュリティ性を高めて利用できるメリットがあります。

しかし、

• 通信速度が低下する
• 一部のアプリやWebサイトではVPN接続で不具合が発生する

などのデメリットがあります。

そんなとき、いちいちVPN接続のON・OFFを切り替えるのは面倒で、VPNの再接続を忘れると端末が脅威にさらされます。

Bypasser（バイパサー）を利用すれば、あらかじめ「このアプリはVPN接続あり」「このアプリはVPN接続なし」と設定可能。

これによりVPN接続によるセキュリティの安全性は確保しつつ、信頼できるアプリは速度重視で快適に利用できます。

ログインや個人情報などを入力しないアプリやWebサイトについてはVPN接続しなくても問題ありません。

SurfsharkのBypasser（バイパサー）の使い方・設定方法

ここからは、SurfsharkのBypasser（バイパサー）の使い方・設定方法を解説していきます。

STEP

Surfsharkアプリの設定画面を開く

Surfsharkアプリを起動してから左下の「歯車アイコン」→「VPN設定」の順にクリックします。

STEP

Bypasserの設定画面を開く

VPN設定の画面が開くので下にスクロールして「Bypasser」をクリックします。

STEP

Bypasserの設定条件を選択する

Bypasserの設定条件を３パターンから選択してオンにします。

例えば、特定のアプリをVPN接続から除外したい場合は「VPNをバイパスする」をオンにします。

STEP

アプリを選択する

「アプリを選択する」をクリックするとアプリ選択画面が開きます。

基本的には、現在起動中のアプリが表示されるので対象のアプリ・ソフトにチェックを入れましょう。

※アプリ一覧にない場合は「アプリを追加」からCドライブの「Program File」または「Program File（x86）」にある「実行ファイル（.exe）」を選択します。

特定のアプリだけVPN接続したいときは「VPN経由のルート」を選択。

特定のWebサイト・IPアドレスをVPN接続から除外したい場合は、Webサイト/IPアドレスの項目にある「VPNをバイパスする」を選択しましょう。

なお、Bypasser（バイパサー）の動作を確認したい場合は『CMAN IPアドレス確認ツール』などでIPアドレスが切り替わるかどうかをチェックすると良いでしょう。

最後に

今回は、Surfsharkが提供するBypasser（バイパサー）について詳しく解説しました。

こちらは、他社のVPNサービスでは、スプリットトンネリングとも呼ばれている機能になります。

通常、SurfsharkのVPN接続をオンにすると全てのインターネット通信がVPN接続により暗号化されます。

しかし、一部のアプリやWebサイトではVPN接続したくないケースもあるでしょう。

そんなときにBypasser（バイパサー）を活用すれば、アプリやWebサイトごとにVPN接続の有無を設定できます。