「Surfsharkで固定IPアドレスを使いたい」
そんな方は多いでしょう。
固定IPアドレス(専用IP)とは、自分だけが使用できる固有のIPアドレス(例:192.168.0.1)のことを言います。
これにより常に同じIPアドレスを利用でき、
- リモートアクセス
- システムのセキュリティ
などの設定を簡単に行えるようになります。
この記事では、Surfsharkで固定IPアドレスが使えるのかどうか?必要性やメリットなども合わせて解説していきます。
目次
Surfsharkで固定IPアドレスについて
Surfsharkでは、固定IPアドレスを有料オプションとして提供しています。
すべてのプロトコルとデバイスで固定IPアドレスを共有でき、接続台数にも制限はありません。
料金 | 3.75ドル(約587円)/月 |
対象プラン | Surfshark Starter、Surfshark One、Surfshark One+ |
対応デバイス | ・パソコン(Windows、Mac、Linux、Chromebook) ・タブレット(iPad、Android、Fireタブレット) ・スマートフォン(iPhone、Android) ・テレビ(Android TV、Fire TV Stick) ・Webブラウザ(Google Chrome、Microsoft Edge、Firefox) |
対応プロトコル | WireGuard、OpenVPN(TCP)、OpenVPN(UDP)、IKEv2 |
選択できる国・地域 | アメリカ(ロサンゼルス、ダラス、サンノゼ)、イギリス(ロンドン)、オランダ(アムステルダム)、ドイツ(フランクフルト)、フランス(パリ)、オーストラリア(シドニー)、日本(東京)、イタリア(ミラノ)、カナダ(トロント)、南アフリカ(ヨハネスブルグ)、香港 |
※記事執筆時点の月額換算の料金(税抜)です。
固定IPアドレスを利用するメリット
固定IPアドレスのメリットは、他の人が同じIPアドレスを使えない点にあります。
通常、VPNに接続した場合は、みんなと共有しているIPアドレスを使ってWebサイト・サービスにアクセスすることになります。
その中には、
- お問い合わせやコメント欄から”スパムメール”を送信する
- 総当たりで不正ログインを試みる”ブルートフォースアタック(総当たり攻撃)”をする
などの悪質な行為をするユーザーが紛れ込んでいることもあります。
その場合、Webサイト・サービスの運営者は、不正行為時に使われたIPアドレス(例:84.17.34.47)をブラックリストに入れてアクセスを拒否する対処をとります。
また、複数のユーザーが同じIPアドレスを利用するとコンピューター(ボット)と疑われやすくなり、CAPTCHA認証が頻繁に表示されることもあります。
Surfsharkの固定IPアドレスを活用すれば、他のユーザーの影響を受けずにインターネットを利用できるメリットがあります。
Surfsharkで固定IPアドレスを追加する方法
ここからは、Surfsharkで固定IPアドレスを追加する方法を解説していきます。
Surfsharkにログインする
Surfshark(サーフシャーク)公式サイトにアクセスしてから「ログイン」しましょう。
専用IPに移動する
Surfsharkのマイアカウント画面が表示されます。
左メニューのVPNから「専用IP」を選択してから「アップグレード」をクリックしましょう。
Surfsharkで固定IPアドレスを使う方法
Surfsharkで固定IPアドレスを使う方法を解説していきます。
まず、Surfsharkアプリを起動します。
そして、VPN接続画面の「専用IP」の項目を選択してから固定IPアドレスに接続しましょう。
最後に
今回は、Surfsharkの固定IPアドレスについて解説しました。
VPNサービスは、基本的にVPN接続時に共有IPアドレスが利用されることから、
- 社内システムやサーバーにアクセスできない
- 一部のWebサイト・サービスにアクセスできない
- CAPTCHA認証などが頻発する
などの問題が発生するケースがあります。
固定IPアドレスによりVPNでセキュリティを高めつつ、通常のインターネット通信と同じように快適に利用可能です。
その他、社内システムやリモートアクセスにIPアドレスによるアクセス制限を儲けてセキュリティ強化することも可能です。