ExpressVPNで「あなたのIPアドレスは公開されています」の危険性は?

「あなたのIPアドレスは公開されています」

ExpressVPNというサイトでこのような警告文が表示されたが、大丈夫だろうか。

ネット上でも”IPアドレスの公開”に関する不安の声が投稿されています。

この記事では、ExpressVPNのサイトで「あなたのIPアドレスは公開されています」と表示されたときの危険性を解説していきます。

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ExpressVPNの「あなたのIPアドレスは公開されています」は本当?

先に結論を言っておくと、ExpresssVPNの警告文は事実です。

私たちがインターネットでWebサイト・サービスにアクセスすると管理人に端末のIPアドレスがバレます。

ただ、IPアドレスがバレても大体の地域は特定されますが、名前、住所、連絡先までは管理人に知られることはありません。

実際、ExpresssVPNのIPアドレスチェッカーを開くと自分のIPアドレスが知られていました。

しかし、インターネットサービスプロバイダ(ISP)は正しいですが、右側のGoogleマップに示されている場所は実際の住所とは大きく違っていました。

IPアドレスから身元は特定できる?

ここで気になるのは、IPアドレスから身元の特定が可能かどうかです。

結論を言えば、発信者情報開示請求という法的手続きを行えば、身元の特定はできます。

次は、身元特定までの流れをイラストにしたものです。

まず、IPアドレスとは、インターネットに繋がる通信機器(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)に割り当てられる世界に一つだけの番号を言います。

IPアドレスの例IPv4:192.168.0.1
IPv6:2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334
IPアドレスの例

例えば、私たちが掲示版に書き込みをした場合は、

  • Webサイトの運営者に「◯月◯日◯時に192.168.0.1のIPアドレスで△△というプロバイダを使って書き込まれた」
  • プロバイダに「◯月◯日◯時に192.168.0.1のIPアドレスを□□という契約者が使っていた」

といった情報が記録されます。

そのため、Webサイトの運営者とプロバイダに確認をすれば、掲示版の書き込みをした契約者が特定できることになります。

ただ、一連の身元を特定する手続きは、警察などの捜査機関による犯罪捜査や誹謗中傷や権利侵害を受けた場合でないとできないようになっています。

Webサイトの運営者などが理由もなく身元の特定をすることはないので過剰に恐れる必要はありません。

ExpresssVPNなら本当のIPアドレスを隠せる

IPアドレスがバレても住所が特定されることはありません。

ただ、IPアドレスが知られることで不正アクセスや乗っ取り、サイバー攻撃の片棒を担がせられる可能性はあります。

いずれにしても本物のIPアドレスが公開されるのが気持ち悪いと感じる場合は、VPNサービスの活用をおすすめします。

実際、ExpresssVPNでVPN接続してIPアドレスチェッカーを開いたところ位置情報が大阪から東京(渋谷)に変わりました。

これは、ExpresssVPNでVPN接続するとWebサイトのアクセスがVPNサーバー経由で行われるためです。

これによりWebサイトに記録されるIPアドレスもVPNサーバーのIPアドレスになります。

ただし、VPNサービスによっては、あっさりと契約者の情報を提供するケースもあります。

ExpresssVPNに関しては、契約者の検索・行動履歴を記録しないノーログポリシーを遵守していることから提供できる情報がありません。

そのため、ExpresssVPNを利用する限りは、個人情報を特定される可能性は限りなくゼロとなっています。

最後に

今回は、ExpresssVPNで「あなたのIPアドレスは公開されています」と表示されるときの危険性をまとめました。

結論を言えば、本物のIPアドレスが公開されても理由もなく身元の特定は不可能です。

そのため「個人情報が特定されてしまう」「ハッカーに狙われる」など、過剰に恐れる必要はありません。

ただ、ExpresssVPNを活用すれば、

  • 通信を暗号化してフリーWi-Fiを安全に使える
  • 地域制限を回避して海外の動画を視聴できる

などのメリットもあります。

30日間返金保証サービスにより30日以内であれば全額返金してもらえるので試してみる価値もあるでしょう。

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