UCSSを中国からGmailで登録時に確認コードが届かない対処法

「UCSSの登録時に必要な確認コードが届かない!」

そんな困りごとはありませんか?

UCSSを登録するときは、メールアドレス認証が必須です。

しかし、UCSSを中国国内で登録した場合、日本でもお馴染みのGmailのメールが届きません。

この記事では、UCSSを中国で登録するときにGmailの確認コードが届かないときの対処法を解説していきます。

中国でGmailは使えない

まず、中国でGmailは使えません。

もっと言えば、Gmailだけでなく、Google検索、Googleマップ、Google Drive、YouTubeなど、Googleサービス全般が使えないようになっています。

これは、中国のインターネット検閲システム「グレート・ファイアウォール(金盾)」によりアクセスがブロックされているためです。

これは、

  • 中国のIT業界が他国に独占されることを防ぐため
  • 中国共産党に不都合な情報がネット上で拡散されないため

とされています。

中国では、政府が認可したVPNサービス以外を利用不可にする”VPNブロッキング”も行われています。

そのため、NordVPNExpressVPNなどの大手海外VPNサービスは、中国で使えない状況となっています。

UCSSは、数少ない中国で使えるVPNサービスと言えます。

中国でUCSS登録時にGmailが使えないときの対処法

ここからは、中国でUCSS登録時にGmailが使えないときの対処法を解説していきます。

他のメールサービスを利用する

一番手っ取り早いのが、他のメールサービスの利用です。

中国では、Gmailは規制対象ですが、Yahoo!メール、Outlookは基本的に使うことができます。

ただ、時期・タイミングによっては規制対象となるケースもあるようです。

その場合は、

  • チャットアプリ・WeChatが提供する「qqメール」
  • 中国の大手IT企業・網易が提供する「163網易メール」

といった中国企業が提供するフリーメールサービスをおすすめします。

事前にメール転送する方法

UCSSに中国からGmailで登録したい場合は、中国で使えるメールサービスに転送をしましょう。

例えば、GmailからYahoo!メールに転送設定をしておけば、Gmailに届いた確認コードをYahoo!メールで確認可能です。

ただし、日本で事前に転送設定を済ませておく必要があります。

海外ローミングでGmailを利用する

日本のSIMを海外ローミングに切り替えてGmailを利用する方法です。

海外ローミング(国際ローミング)では、日本の通信キャリア(プロバイダ)を経由してデータ通信が行われます。

これによりグレート・ファイアウォール(金盾)の規制を回避してGmailを利用可能です。

ただし、大手の通信キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で海外ローミングをした場合は、海外プランの料金が請求されるので注意が必要。

例えば、中国でドコモの海外ローミングを利用した場合は、世界ギガし放題のプランが適用されて1日あたり最大2,980円の通信料がかかります。

そのため、Gmail利用のために海外ローミングを使う場合は、メールを受け取れたらすぐに設定をオフにしましょう。

楽天モバイル・ahamoなら追加料金なし

基本的に海外ローミングの料金は、非常に高額です。

ただ、一部の通信サービスでは、追加料金なしで海外ローミングを利用できます。

例えば、楽天モバイルは、毎月2GBまで海外ローミングを無料で利用可能。

万が一、2GBを超過しても通信速度が128kbpsに制限されるだけで追加料金が発生することはありません。

楽天モバイルの国際サービス案内はこちら

その他、ドコモのサブブランド『ahamo』でも毎月30GB・海外滞在15日まで海外ローミングを無料で利用できます。

UCSSをGmailで登録する方法・やり方

ここからは、UCSSをGmailで登録する方法を解説していきます。

STEP

UCSS公式サイトに移動する

UCSS公式サイトにアクセスしてから「UCSSへのお申込みはこちら」をクリックします。

STEP

契約プランを選択する

契約プランを選択してから「購入へ進む」をクリックします。

一番お得に契約したいのであれば、UCSSプラン(中国向け)の12ヶ月が108ドル(9ドル/月・約1,366円/月)とおすすめです。

STEP

データ通信量を選択する

UCSSプラン(中国向け)を選択した場合は、月間高速データ通信量を選びます。

STEP

Gmailのメールアドレスを入力して登録する

アカウント作成と支払い方法を入力・選択します。

このときに新しいアカウント作成を作成のメールアドレスの項目でGmailを入力。

次のページでメールアドレス認証が行われます。

最後に

今回は、UCSSを中国で登録するときにGmailの確認コードが届かないときの対処法を解説しました。

中国では、インターネット検閲システム「グレート・ファイアウォール(金盾)」によりGmailを含めてGoogleサービスが利用できません。

そのため、UCSSのメールアドレスの項目でGmailを入力しても確認コードが確認できず、登録できなくなります。

対処法としては、

  • 中国で使えるメールサービスで確認コードを受け取る
  • Gmailで確認コードを受け取るために海外ローミングに切り替える

といった方法があるので試してみましょう。