UCSSが中国で繋がらない原因・対処法は?

「UCSSが中国で繋がらない・接続できない」

そんな困りごとはありませんか?

UCSSと言えば、中国のインターネット監視システム「グレート・ファイアウォール(金盾)」を回避する中国向けプランを提供しているVPNサービスです。

ネット上の口コミ・評判でも”中国で使えた”という報告が多いですが、一部繋がらないという声があるのも事実です。

この記事では、UCSSが中国で繋がらない原因・対処法をまとめています。

UCSSが中国で繋がらない原因・対処法

さっそく、UCSSが中国で繋がらない原因・対処法を解説していきます。

端末・デバイスを再起動することで解決することも多いので最初に試してみましょう。

1、UCSSの契約期間が終了している

UCSSのサブスクリプションの有効期限が切れているケースです。

契約状況は、UCSS公式サイトで「マイアカウント」にログインして確認できます。

2、月間のデータ通信量をオーバーしている

UCSSで契約した月間のデータ通信量を超えているケースです。

UCSSでは、UCSS Lite(中国向け)プランを除いて月間のデータ通信量が定められています。

UCSS Lite(中国向け)無制限
UCSS(中国向け)50GB、100GB、200GB、300GB、400GB、500GB
グローバルプラン200GB、500GB、1000GB
UCSS Low Pingプラン(中国向け)50GB、100GB、200GB、300GB、400GB、500GB、1000GB
UCSS Teamプラン(中国向け)1000GB、2000GB、3000GB

※利用するデータ通信量は、契約時に選択できます。

データ通信量は、、UCSS公式サイトで「マイアカウント」にログインしてから「アクティブなサービス」から確認可能です。

データ通信量は、購入日を基準にリセットされます。

例えば、7月15日に購入した場合は、8月15日の正午前後にリセットされます。

なお、データ通信量が足りない場合は、ログイン後に「アクティブなサービス」→「サービスの詳細」→「データ通信量の変更」から上限を変更可能。

料金は、サブスクリプション更新日までの日割りで計算されます。

3、インターネット環境が悪い

端末・デバイスのインターネット環境が悪いケースです。

一旦、VPN接続を解除してからインターネット通信に問題がないかどうかを確認してみましょう。

VPN切断後もインターネットに繋がらない場合は、

  • モデムやONU、ルーターに不具合が発生している
  • マンションタイプで他の住民と回線を分け合っているため、ゴールデンタイム(20:00~24:00)にアクセスが集中している

などの可能性があります。

もし、ルーターに不具合が発生している場合、基本的にはコンセントを抜いて電源を切ってから5分以上待ってから差し直して再起動することで解決します。

フリーWi-Fiは認証が必要なケースあり

フリーWi-Fiの接続に認証を求めているケースがあります。

フリーWi-Fiの認証問題によりインターネット接続できない場合は、NordVPNにも繋がりません。

例えば、スターバックスのフリーWi-Fiの認証手続きとしては、

  1. フリーWi-Fi(at_STARBUCKS_Wi2)を選択する
  2. Webブラウザを起動する
  3. ログイン画面が表示されるので「インターネット接続」をクリックする
  4. 利用規約の同意をする

となります。

フリーWi-Fiの提供元によってはメールアドレスの入力やSNSのログインを求められます。

4、サーバーで障害が発生している

UCSSのサーバーで障害が発生しているケースです。

主な原因としては、突発的なバグや機器の故障であったり、急激なアクセス数の増加によるサーバーダウンなどがあげられます。

基本的には、サーバーを変更すれば、解決する可能性が高いです。

UCSSの公式サイトでも次のように案内されています。

通信量および期日に問題が無い場合は、別のサーバーを幾つかお試し下さい。

5、セキュリティソフトが邪魔をしている

デバイスに入っているセキュリティソフトが邪魔をしているケースです。

ウイルス対策ソフトやファイアウォールなどは、端末のキュリティを高めるのに大きな役割を果たします。

しかし、セキュリティが高すぎてUCSSのソフトウェア・アプリが危険(=コンピューターウイルス)と認識されて機能が停止されることもあります。

一旦、ウイルス対策ソフトを一時停止してからUCSSで繋がるかどうか試してみましょう。

例えば、ウイルスバスタークラウドを一時停止する場合は、

  1. パソコンで起動している全てのアプリを閉じる
  2. スタートメニューから「すべてのアプリ」→「ウイルスバスタークラウド」「トレンドマイクロサポートツール」の順にクリックする
  3. 上部の「(C)アンインストール」タブを開いてから「すべてのモジュールを停止」をクリックする

となります。

もし、この動作でUCSSが繋がった場合は、セキュリティソフトが原因です。

セキュリティソフトの例外設定でUCSSを追加しましょう。

UCSSが中国で繋がらないならVPNの代替サービスを検討しよう

今回は、UCSSが中国で繋がらない原因・対処法をまとめました。

上記の方法で解決しない場合は、サポートに問い合わせることで解決する可能性があります。

お問い合わせは、マイアカウントにログインしてから「サポート」→「サポートに問い合わせ」から可能です。

問い合わせの際は、OS・アプリ名・具体的な症状など詳細な情報を伝えるとスムーズに解決します。

もし、どうしても解決しなければ、他社のVPNサービスも検討すると良いでしょう。

かべネコVPN

日本企業の株式会社エフネットが運営する中国壁超え専用のVPNサービスです。

かべネコVPNでは、中国のインターネット規制を回避するために世界的も珍しい「VLESS+Vision」を採用しています。

無料トライアル期間14日間(自動繰越で+7日)
料金1ヶ月プラン:880円/月(自動繰越で+15日)
3ヶ月プラン:780円/月(自動繰越で+1.5ヶ月)
6ヶ月プラン:580円/月(自動繰越で+3ヶ月)
12ヶ月プラン:480円/月(自動繰越で+6ヶ月)
サーバー設置台数1,300台以上
同時接続台数4台
サポートメール

※自動繰越とは、VPNを利用しなかった日が無駄ならず、契約期間の1.5倍まで延長される仕組みです。

ネット上の口コミ・評判では、中国でVPN接続できたという報告が多数あがっています。

かべネコのおすすめポイントは、コスパの高さです。

中国に旅行・出張で短期滞在するだけならお試し期間の14日間を契約すれば、完全無料で利用可能。

使わない日は繰り越されて、自動更新もないので無駄にお金を払う心配もありません。

スイカVPN

日本企業の株式会社MAJ Techが運営するVPNサービスです。

スイカVPNでは、中国のグレートファイアウォールによる規制を回避するために開発されたShadowsocksが提供されています。

無料トライアル期間30日間の返金保証あり
料金1ヶ月プラン:1,097円/月
3ヶ月プラン:1,048円/月
6ヶ月プラン:988円/月
1年プラン:938円/月
2年プラン:878円/月
サーバー設置台数25カ国に50台
同時接続台数50台
サポートメール
スイカVPNの概要

※記事執筆時点の料金となります。

ネット上の口コミ・評判では、中国でVPN接続できたという報告がありました。

また、スイカVPN公式サイトでも「中国からほぼ接続できる」と明記されています。

Q、中国からは必ず接続できますか?

当サイト記載の回避方法を実践すれば、ほぼ接続できますが、100%接続できる保証はありません。又、ある時は接続できて、ある時は接続できないなど、中国特有のインフラ整備の不具合が原因のケースもあります。

出典:スイカVPN「サービスに関するFAQ」

MillenVPN(ミレンVPN)

レンタルサーバー「mixhost」でも有名なアズポケット株式会社が運営する国産VPNサービスです。

MillenVPNでは、インターネット規制が厳しい環境でも利用できるOpenConnectというVPNプロトコルを選択可能です。

無料トライアル期間30日間の返金保証あり
料金7日プラン:638円
15日プラン:1,078円
30日プラン:1,738円
1年プラン:594円/月
2年プラン:396円/月
サーバー設置台数50カ国に1,300台以上
同時接続台数10台
サポートメール・ライブチャット(24時間365日対応)
MillenVPNの概要

※記事執筆時点の料金となります。

ネット上の口コミ・評判でも中国で使えているという報告があります。

基本的にVPNサービスは、自動継続課金されるサブスクリプション契約が基本です。

MillenVPNでは、サブスク契約の他にも「7日」「15日」「30日」の使い切りプランも用意されています。