「楽天モバイルは中国で使える?」
そんな疑問を持っている方は多いでしょう。
楽天モバイルと言えば、2020年4月のサービス開始からわずか5年ほどで契約者数830万人を突破した第4の通信キャリアです。
大きな特徴として、
- データ通信量”無制限”で月額3,168円
- 電話番号そのままで他社携帯電話・固定電話の国内通話料無料
があります。
そんな楽天モバイルですが、公式サイトで”70以上の国と地域でデータ通信毎月2GBまで無料”と案内もされています。
この記事では、楽天モバイルは中国で使えるのかどうか?LINEやGoogleの利用可能状況についても解説していきます。
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目次
楽天モバイルは海外ローミングが毎月2GBまで無料

楽天モバイルでは、海外でも毎月2GBまで利用可能です。
万が一、2GBを超えた場合でも通信速度が128kbpsに制限されるだけで別途料金が発生することはありません。
楽天モバイルの海外サービスの概要は、次のとおりです。
データ容量 | 毎月2GB ※通常プランのデータ利用量に加算 ※1GBあたり500円でデータ容量を追加可能 |
国際電話 | 無料 ※Rakuten Linkアプリの利用時 |
国際SMS | 無料 ※Rakuten Linkアプリの利用時 |
利用方法
楽天モバイルを海外で利用する場合は、追加の申し込みは必要ありません。
海外に到着してからmy楽天モバイルから海外ローミングをオン(初期設定ではオンの状態)にするだけで利用可能です。

海外ローミング(国際ローミング)とは、日本の通信キャリア(楽天モバイルなど)が提携している海外の回線が利用できる仕組みです。
これにより現地のSIMカードを契約したり、海外用Wi-Fiルーターをレンタルしなくても海外でインターネットが使えるようになります。
楽天モバイルの海外ローミングは中国も対象に含まれる
楽天モバイルの海外ローミングは、78の国と地域が対象です。
その中には、中国も含まれています。
北米 | アメリカ(ハワイ)、アメリカ本土、カナダ、グアム、サイパン |
アジア | インド、インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中国、パキスタン、フィリピン、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、ミャンマー |
ヨーロッパ | アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アンドラ、イギリス、イタリア、ウクライナ、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、ジブラルタル、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ共和国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア |
オセアニア | オーストラリア、ニュージーランド |
中東 | アラブ首長国連邦、イスラエル、カタール、クウェート、サウジアラビア、ヨルダン |
中南米 | グアドループ、ブラジル、フランス領ギアナ、ペルー、マルティニーク、メキシコ |
アフリカ | エジプト、南アフリカ、モザンビーク、モロッコ、レユニオン |
※記事執筆時点の対象の国と地域です。
LINEやGoogleも使える?
通常、中国ではインターネット規制により日本でお馴染みのサービスが使えません。
例えば、Google、Googleマップ、Google翻訳、Yahoo、YouTube、Instagram、TikTok、LINE、Skype、Netflix、Amazonプライム・ビデオ、AbemaTVなどが規制対象となっています。
これは、
- 中国のIT業界が他国に独占されることを防ぐため
- 中国共産党に不都合な情報がネット上で拡散されないため
といった理由からです。
ただ、楽天モバイルの海外ローミングを活用すれば、中国のインターネット規制システム「グレート・ファイアウォール(金盾)」を回避できるケースも多いようです。
実際、ネット上の口コミ・評判でも”中国でLINEやGoogleが使えた”という報告が多数あります。
上海(中国)旅行備忘録4
— ある (@k_ppbj) February 16, 2025
•楽天モバイルは中国旅行においてはかなりいい。電話番号認証の心配なし、Google、LINE、Instagram全部使える
•基本現金は使う場面なかったけど、通信障害、クレカ認証が怖かったので途中で5000円分だけ元にして、万一の時の信用に備えた
言ったら意外と元もつかえた
中国で楽天モバイルのローミングを使っていたけど、Facebook, X, Googleを使っていたことに気がついた。VPNは使ってないのに、解禁されてた?なんて思って調べたら海外ローミングだとグレイトファイヤーウォールをすり抜けることが結構あるらしい。ただ運次第でつかないこともあるらしい😂
— 石原智之 @🇵🇭&🇦🇺留学の専門家 (@MTSC_Philippine) February 14, 2025
4泊5日上海2泊広州1泊香港1泊、楽天モバイル2G海外ローミング無料範囲内で収まった。グーグルと高徳地図はかなり多用。SNSはちょいちょい。動画やゲームナシならなかなかイケそう!中国→日本への電話はRLinkで0円。中国国内への通話は少ししか繋がってなくても料金かかる。学び_φ(・_・ pic.twitter.com/sTCTQ1oI8R
— Saiko (@saicosaicoroco) January 15, 2025

楽天モバイルを活用しても中国でLINEやGoogleが使えない報告もあります。
ネットワークを変更することで解決する可能性があります。
iPhoneの場合は、設定アプリから「モバイル通信」→「利用中のSIMを選択」→「ネットワーク選択」に移動。
自動をオフにしてからネットワークを選択してからLINEやGoogleが使えるかどうかを試しましょう。
中国の地域によって違いますが「CHN-UNICOM」を選択すれば、使えるケースがあるようです。
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中国のインターネット規制を回避するならVPNもおすすめ
中国のインターネット規制を回避する代表的な方法としては、VPNの活用もあります。
VPNでは、データ容量を気にすることなく、中国で動画も楽しむことが可能。
また、複数端末の同時接続にも対応しており、家族全員の端末・デバイスでLINEやGoogleを使えるようになります。
次は、中国でも使えるおすすめのVPNサービスです。
楽天モバイルだけでは不安な方は、かべネコVPNのお試しプランだけでも契約しておくことをおすすめします。

中国でWi-Fi接続した場合は、海外ローミングが使えません。
その場合は、LINEやGoogleが規制により使えなくなるので、VPNが役立ちます。
通常プランの料金は、
です。
例えば、日本で19GB、海外で2GBした場合は、データ利用量は21GBになります。
この場合、月額料金は3,168円です。