2025年4月13日、大阪・関西万博2025が開幕しました。
現在、来場者数は関係者を含めて1日10万人程度で推移しており、ディズニーランドやUSJの2倍ほどの人出となっています。
さて、お祭りや花火大会も含めて人が多く集まる場所では、インターネットが繋がりにくいケースがあります。
特に大阪万博の会場は、都心から離れた人工島に位置していることから基地局も不足しがちです。
そこで活用したいのが大阪万博フリーWi-Fiです。
この記事では、大阪万博フリーWi-Fiの登録・繋ぎ方や安全性を分かりやすく解説していきます。
大阪万博はフリーWi-Fiが利用可能
大阪万博では、フリーWi-Fi「Osaka Free Wi-Fi OpenRoaming」が提供されています。
Osaka Free Wi-Fi OpenRoamingは、大阪万博会場内のさまざまなWi-Fiスポットに接続できる完全無料サービスです。
料金 | 無料 |
登録方法 | プロファイルのダウンロードのみ |
接続方法 | 自動接続 |
Wi-Fiスポット | 大阪万博会場を含めた国内外300万ヶ所 |
接続時間 | 無制限 |
1日の接続回数 | 無制限 |
暗号化 | あり |
Wi-Fiスポット
大阪万博で利用できるWi-Fiスポットは、次のとおりです。

利用可能施設 | 夜の地球 Earth at Night、EXPO ホール「シャインハット」、EXPO ナショナルデーホール「レイガーデン」、ギャラリーEAST、ラウンジ&ダイニング、東ゲート、東ゲート広場案内所、東ゲート施設 東棟2/東棟3、東ゲートマーケットプレイス、東ゲート施設 西棟/北東、リングサイドマーケットプレイス東、サービス施設 南東、休憩所4 森北東、休憩所3 森南東、EARTH TABLE~未来食堂~、フェスティバル・ステーション、ロボット & モビリティ ステーション、ミャクミャクハウス、団体休憩所 P25、パビリオン/イベント当日登録・免税センター、休憩所 P33、ウォータープラザマーケットプレイス東、光の広場付近、Better Co-Being、いのちの未来、いのちの遊び場 クラゲ館、null²、いのち動的平衡館、いのちめぐる冒険、EARTH MART、Dialogue Theater – いのちのあかし –、休憩所 S10、団体休憩所 S18/S19、ウォータープラザマーケットプレイス西、ギャラリー WEST、フューチャーライフヴィレッジ、フューチャーライフエクスペリエンス&「TEAM EXPOパビリオン」、未来の都市、EXPO アリーナ「Matsuri」、風の広場マーケットプレイスA/B/C/D、EXPO メッセ「WASSE」、西ゲートマーケットプレイス、リングサイドマーケットプレイス西、休憩所2 リング北西外、西ゲート、西ゲート施設 東棟1/西棟4/西棟3、西棟1、休憩所1 リング南西外、西エントランス広場、東エントランス広場 |

本サービスは、Wireless Broadband Alliance(WBA)が推進する国際的なWi-Fi相互接続基盤”OpenRoaming(オープンローミング)”に対応しています。
大阪万博会場以外でも日本国内の空港や駅、その他にも世界で100を超える国・地域で300万ヶ所以上で利用可能です。
安全性
大阪万博フリーWi-Fiは、すべての通信が暗号化されていることから安全性は高いです。
暗号化規格は、米国政府の機密情報の保護にも採用されるAESベースのWPA2またはWPA3となり、高いセキュリティレベルとなっています。
提供事業者についてもKDDIグループの株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスであることから信頼性があると言えます。
大阪万博フリーWi-Fiは、Wi-Fiスポットに入ると自動接続されます。
公衆無線LAN(フリーWi-Fi)で気をつけるべきは、悪意をもった第三者・ハッカーがサービス名とよく似た”なりすましWi-Fi”です。
騙されてなりすましWi-Fiに接続してしまうと通信内容が傍受されて個人情報が盗まれる危険性があります。
大阪万博フリーWi-Fiであれば、自動接続されることからなりすましWi-Fiに接続するリスクを回避可能です。
大阪万博フリーWi-Fiの登録・繋ぎ方
ここからは、大阪万博フリーWi-Fiの登録・繋ぎ方を解説していきます。
本人確認する
Osaka Free Wi-Fiを利用するためには本人確認が必要です。
Googleアカウント、Apple ID、LINE IDのいずれかで認証を行いましょう。


例えば、LINEを選択した場合は「メインプロフィール情報」「ユーザー識別子」「メールアドレス」の許可が求められるので「許可する」をタップすると認証完了です。
連絡先の登録を選択する
Osaka Free Wi-Fiに関するお知らせメールの選択画面が表示されます。
お知らせメールを希望しない場合は「登録せずに次へ」をタップしても問題ありません。

プロファイルをダウンロードする
プロファイルのダウンロード画面が表示されるので「ダウンロード」をタップします。

プロファイルのダウンロードを許可する
“このWebサイトは構成プロファイルをダウンロードしようとしています。許可しますか?”というメッセージが表示されるので「許可」をタップします。

ダウンロード済みのプロファイルをタップする
スマホの設定アプリを起動してから「ダウンロード済みのプロファイル」をタップします。

プロファイルのインストールをする
Osaka Free Wi-Fi OpenRoamingのインストールページが表示されるので「インストール」をタップします。

パスワードを入力する
スマートフォンに設定しているパスコードを入力します。

インストールをタップする
インストールをタップします。

インストール完了を確認する
Osaka Free Wi-Fi OpenRoamingのインストール完了を確認しましょう。


これでOsaka Free Wi-Fi OpenRoamingの対応エリアに入ると自動的にWi-Fi接続されます。
フリーWi-Fiには注意が必要
大阪万博フリーWi-Fiは、暗号化と自動接続から安全性の高いサービスです。
しかし、カフェ、飲食店、ショッピングモールなどで提供されるフリーWi-Fiの中には、暗号化されていないフリーWi-Fiも存在します。
そのような危険なフリーWi-Fiに接続した場合は、
- クレジットカードの不正利用
- SNSアカウントの乗っ取り
- メールでやり取りしていた機密情報の流出
などの被害に遭う可能性もあることから注意しなければなりません。
フリーWi-Fiを安全に利用する場合は、インターネット通信を暗号化できるVPNを併用することをおすすめします。
1位
NordVPN

世界中で1,400万人以上のユーザーが利用する世界シェアNo.1のVPNサービスです。
世界118ヶ国7,410台以上のサーバーに接続でき、通信速度も業界最速クラスとなっています。
30日間の返金保証付きで万人におすすめできるVPNサービスと言えます。
2位
ExpressVPN

世界中で400万人以上のアクティブユーザー数を抱えるVPNサービスです。
世界105ヶ国3,000台以上のサーバーに接続でき、通信速度の速さにも定評があります。
3位
MillenVPN

大阪に本社を置くアズポケットが提供する国産VPNサービスです。
世界72ヶ国1,300台のサーバーに接続でき、自動更新なしのワンタイムプランも選択できます。
スマホのモバイルデータ通信が繋がらないときに備えて、自宅など通信が安定している場所で事前に登録・設定しておくと良いでしょう。