軽量で高速な動作が特徴のWebブラウザ”Opera(オペラ)”
Operaは、さまざまな機能が標準搭載されており、その中にはVPN機能も含まれています。
VPN機能は、サブスクリプション契約の必要はなく、Operaブラウザをインストールすれば無料で利用可能です。
この記事では、iPhone版OperaブラウザのVPN設定方法を解説していきます。
iPhone版OperaブラウザのVPN設定方法
さっそく、iPhone版OperaブラウザのVPN設定方法を解説していきます。
Operaブラウザをインストールする
App StoreでOperaブラウザをインストールします。
Operaブラウザを起動する
Operaブラウザを起動します。
サービスの利用規約、Operaの改善協力、テーマの選択が表示されるので手順に沿って進めていきましょう。

メニューを開く
右下の「・・・」をタップしてメニューをタップします。

VPNをオンにする
メニューが表示されるので「VPN」のアイコンをタップします。

VPNの構成を許可する
“OperaがVPN構成の追加を求めています”というメッセージが表示されるので「許可」をタップします。
※初めてOperaでVPNを利用するときだけ許可が求められます。

iPhoneのパスコードを入力する
iPhoneのロック解除時などに使用するパスコードを入力します。
これでVPN接続完了です。

VPNを切断する
VPNの接続中は、上部メニューの電波アイコンの右横に「VPN」が表示されます。
VPNを切断する場合は、もう一度「VPNアイコン」をタップしましょう。

位置情報を変更する
VPNの位置情報を変更する場合は「設定」をタップします。

VPNを選択する
設定画面が表示されるので「VPN」をタップします。

位置情報をタップする
VPNの設定画面が表示されるので「位置情報」をタップします。
ここで検索用にVPNを迂回するの設定をオフにすることも可能です。

位置情報を変更する
あとは、位置情報を選択しましょう。
初期設定では「最適な場所(最高速のサーバー)」になっていますが、Europe(ヨーロッパ)、Americas(アメリカ)、Asia(アジア)に変更することも可能です。

Opera VPNは地域制限(ジオブロック)の回避が厳しい
Opera VPNでは、インターネット通信を暗号化してセキュリティ・プライバシーを保護できます。
特にカフェ、飲食店、コンビニ、カラオケ、公共施設、病院、ホテルなどで提供されるフリーWi-Fiを利用するときにおすすめです。
ただ、Opera VPNは地域をざっくりしか選択できません。
そのため、VPNを活用して海外から日本の動画コンテンツ(Netflix、U-NEXT、Amazonプライム・ビデオ、AbemaTVなど)の視聴には使えないと考えて良いでしょう。
地域制限(ジオブロック)の回避をメインに利用したい場合は、次のVPNサービスをおすすめします。
1位
NordVPN

世界中で1,400万人以上のユーザーが利用する世界シェアNo.1のVPNサービスです。
世界118ヶ国7,410台以上のサーバーに接続でき、通信速度も業界最速クラスとなっています。
30日間の返金保証付きで万人におすすめできるVPNサービスと言えます。
2位
ExpressVPN

世界中で400万人以上のアクティブユーザー数を抱えるVPNサービスです。
世界105ヶ国3,000台以上のサーバーに接続でき、通信速度の速さにも定評があります。
3位
MillenVPN

大阪に本社を置くアズポケットが提供する国産VPNサービスです。
世界72ヶ国1,300台のサーバーに接続でき、自動更新なしのワンタイムプランも選択できます。
現在、Operaは、中国の北京市に本社を置く「奇虎360」が運営しています。
中国には、中国政府の情報活動に協力することを義務付ける国家情報法という法律があります。
また、奇虎360は、過去にバックドア問題、偽のパッチ配布事件などのトラブルがあり、プライバシー・匿名性に懸念があります。
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