軽量で高速な動作が特徴のWebブラウザ”Opera(オペラ)”
Operaでは、広告ブロッカー、AIチャット、タググループ作成、画面分割、バッテリーセーバーなど、さまざまな機能を標準搭載しています。
その中には、無料VPN機能も含まれており、100以上の高速サーバーにデータ無制限で接続可能です。
この記事では、Opera VPNの設定方法・使い方を解説していきます。
Opera VPNとは
Opera VPNとは、Operaブラウザに内蔵された無料VPNです。
拡張機能・アドオンを追加する必要はなく、アドレスバーの設定項目から簡単にVPN接続ができます。
次は、主な機能です。
VPN接続の範囲 | Operaブラウザのみ |
対応デバイス | パソコン(Windows、Mac、Linuxなど) スマートフォン(iPhone、Android) |
選択できる国・地域 | アジア、アメリカ大陸、ヨーロッパ |
サーバー数 | 100台以上 |
データ上限 | 無制限 |
ノーログ | あり |
Opera VPNの設定方法・使い方
ここからは、Opera VPNの設定方法・使い方を解説していきます。
現在、Operaは、中国の北京市に本社を置く「奇虎360」が運営しています。
中国には、中国政府の情報活動に協力することを義務付ける国家情報法という法律があります。
また、奇虎360は、過去にバックドア問題、偽のパッチ配布事件などのトラブルがあり、プライバシー・匿名性に懸念があります。
Operaをインストールする
Operaの公式ページに移動してからダウンロード&インストールをします。
詳細設定を起動する
Operaブラウザを起動してからアドレスバーの右横にある「設定アイコン」をタップ。
設定メニューが開くので下にスクロールしてから「ブラウザの詳細設定に移動」をタップしましょう。

VPNを有効にする
左メニューから「機能」をタップ。
VPNの項目に移動するので「VPNを有効にする」をオンにしましょう。

VPNを切断する
VPNを有効にするとアドレスバーの左横に「VPNアイコン」が表示されます。
VPNアイコンが紫色だと、VPNが接続されていることを意味します。
VPNを切断したい場合は「VPNアイコン」→「電源ボタン」の順にタップしましょう。

地域を選択する
Opera VPNの地域を変更する場合は「ロケーション」をタップします。
選択できる地域は「最適なロケーション」「アジア」「アメリカ大陸」「ヨーロッパ」の4つです。


Opera VPNの使い方は、凄くシンプルなことから迷うことはないでしょう。
Opera VPNは地域制限(ジオブロック)の回避が厳しい
Opera VPNでは、インターネット通信を暗号化してセキュリティ・プライバシーを保護できます。
特にカフェ、飲食店、コンビニ、カラオケ、公共施設、病院、ホテルなどで提供されるフリーWi-Fiを利用するときにおすすめです。
ただ、Opera VPNは地域をざっくりしか選択できません。
そのため、VPNを活用して海外から日本の動画コンテンツ(Netflix、U-NEXT、Amazonプライム・ビデオ、AbemaTVなど)の視聴には使えないと考えて良いでしょう。
地域制限(ジオブロック)の回避をメインに利用したい場合は、次のVPNサービスをおすすめします。
1位
NordVPN

世界中で1,400万人以上のユーザーが利用する世界シェアNo.1のVPNサービスです。
世界118ヶ国7,410台以上のサーバーに接続でき、通信速度も業界最速クラスとなっています。
30日間の返金保証付きで万人におすすめできるVPNサービスと言えます。
2位
ExpressVPN

世界中で400万人以上のアクティブユーザー数を抱えるVPNサービスです。
世界105ヶ国3,000台以上のサーバーに接続でき、通信速度の速さにも定評があります。
3位
MillenVPN

大阪に本社を置くアズポケットが提供する国産VPNサービスです。
世界72ヶ国1,300台のサーバーに接続でき、自動更新なしのワンタイムプランも選択できます。
Opera VPNは、Operaブラウザの利用時だけVPN接続されます。
Opera VPNをオンにしていてもGoogle ChromeやMicrosoft Edgeなどの通信は、VPN接続されないので注意しましょう。