「NordVPNは、ポートフォワーディング設定に対応してる?」
そんな疑問を持っている方は多いでしょう。
NordVPNと言えば、世界中で1,400万人以上のユーザーが利用する世界シェアNo.1のVPNサービスです。
世界118ヶ国に7,410台のVPNサーバーを設置しており、各種機能も非常に充実しています。
この記事では、NordVPNがポートフォワーディング設定に対応しているかどうかを解説していきます。
目次
NordVPNはポートフォワーディング設定に対応している?
先に結論を言うと、NordVPNはポートフォワーディング設定に対応していません。
公式サイトでも次のように明記されています。
なお、NordVPNはポートフォワーディングを提供していません。NordVPNのアプリは、VPNの動作に必要なポート以外のすべてのポートをブロックします。ポートが開いていると多くのセキュリティリスクが発生するため、この方法が安全です。
NordVPNがポートフォワーディング設定に対応しない理由
NordVPNがポートフォワーディング設定に対応していない理由は、セキュリティリスクです。
仕組み
ポートフォワーディングのセキュリティリスクを知るには、仕組みを知っておく必要があります。
ポートフォワーディングとは、外出先から自宅や職場のネットワーク機器にアクセスしたいときに必要な設定です。
例えば外出先から自宅のパソコンにアクセスしたい。
そんなときは、普通のままだとルーターが「どのネットワーク機器に届けていいか分からない」といった状態になります。
ポートフォワーディングを活用すれば、「ポート番号1000に届いたデータは、自宅のパソコンに送る」といったルールを設定できます。
セキュリティリスク
ポートフォワーディングでは、指定したポート(データ送受信の入口)を開けることになります。
言い換えれば「このポート番号を使ってこの機器にアクセスしてもいいですよ」という意味です。
そのため、悪意のある第三者・ハッカーの攻撃の対象になる可能性も否定できません。
もし、セキュリティの甘さや設定ミスで侵入されると
- NASのデータが盗まれる
- 防犯カメラの映像が覗かれる
- 通信機器が不正送金・スパム配信・DDoS攻撃の踏み台にされる
などの被害に遭う可能性があります。
ポートフォワーディング対応のVPNサービス
ポートフォワーディング対応のVPNサービスならExpressVPNがおすすめです。
ExpressVPNは、世界中で400万人以上のアクティブユーザーを抱える世界的に有名なVPNサービスです。
ExpressVPN対応のルーターに限ってポートフォワーディングに対応しており、
- 外出先から自宅PCにリモート接続したい
- 自宅のゲームサーバーに友人を招待したい
- トレント(P2Pファイル共有)でアップロード速度を改善したい
といった用途で利用可能です。
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ポートフォワーディングは、設定ミスでデータ流出などの被害に遭う可能性があります。
そのため、ある程度のネット・セキュリティ知識が要求サれると言ってもいいでしょう。