「VPNが接続できない」
そのときは、様々な原因が考えられますが、その一つがセキュリティソフトになります。
セキュリティソフトは、インターネット上のマルウェアやフィッシング詐欺などの脅威から端末を守る役割があります。
ESETにおいても強力なセキュリティ機能がありますが、誤ってVPNソフトを危険と認識するケースもあります。
この記事では、ESETが原因でVPNが接続できないときの除外設定などを解説していきます。
ESETでVPNが繋がらないかを確認する
まずは、ESETが原因でVPNが繋がらないかを確認します。
一時的にESETを一時停止してからVPNが繋がるかどうかを試してみましょう。
ESETを一時停止する
タスクバーの「∧」からタスクトレイを開きます。
そこに表示されている「ESETアイコン」を右クリックしてから「保護を一時停止」をクリックしましょう。

一時停止を適用する
“ウイルス・スパイウェア対策を無効にしますか?”というメッセージが表示されます。
「10分間一時停止」を選択してから「適用」をクリックします。

VPNの接続を確認する
ESETを一時停止した状態でVPNが繋がるかどうかを試します。
もし、ESETの機能を無効にした状態でVPNが繋がれば、ESETが原因と判定できます。

VPNの接続を確認できたら、タスクトレイの「ESETアイコン」を右クリックして再び保護を有効にしましょう。
ESETでVPNソフトを除外設定する方法・やり方
VPNが繋がらない原因がESETだった場合は、VPNソフトの除外設定をしましょう。
ESETの設定画面を開く
タスクバーの「∧」からタスクトレイを開いてから「ESETアイコン」をクリックします。

詳細設定を開く
ESETの設定画面が開きました。
左メニューの「設定」→「詳細設定」の順にクリックしましょう。

対象外のアプリケーションの編集をする
左メニューの「保護」→「Webアクセス保護」の順にクリック。
Webアクセス保護の設定メニューが表示されるので、対象外のアプリケーションの項目にある「編集」をクリックしましょう。

アプリケーションの追加をする
対象外のアプリケーションの「追加」をクリックします。
アプリケーションの追加の画面が表示されるので「・・・」をクリックしましょう。

VPNソフトを選択する
除外設定したいVPNソフトの実行ファイル(.exe)を選択します。
例えば、NordVPNの場合は、Program Filesファイルに入っている「NordVPN.exe」をクリックしましょう。

除外設定を適用する
あとは「OK」をクリックすれば、除外設定が適用されます。

最後に
今回は、ESETでVPNが繋がらないときの対処法を解説しました。
- VPNが繋がらない原因としては、
- VPNの契約期間が終了している
- インターネット通信が安定していない
- VPNサーバーで障害が発生している
- VPNアプリのバージョンが古い
- VPNが利用できるポートが開いていない
- インターネット規制によりブロックされている
などがありますが、そのうちの一つがセキュリティソフトがブロックしているです。
まずは、セキュリティソフトが原因かどうかを確認してから必要に応じて除外設定をしましょう。
1位
NordVPN

世界中で1,400万人以上のユーザーが利用する世界シェアNo.1のVPNサービスです。
世界118ヶ国7,410台以上のサーバーに接続でき、通信速度も業界最速クラスとなっています。
30日間の返金保証付きで万人におすすめできるVPNサービスと言えます。
2位
ExpressVPN

世界中で400万人以上のアクティブユーザー数を抱えるVPNサービスです。
世界105ヶ国3,000台以上のサーバーに接続でき、通信速度の速さにも定評があります。
3位
MillenVPN

大阪に本社を置くアズポケットが提供する国産VPNサービスです。
世界72ヶ国1,300台のサーバーに接続でき、自動更新なしのワンタイムプランも選択できます。
ESETセキュリティソフトは、動作の軽さとコスパの高さでおすすめのセキュリティソフトです。
筆者のパソコンにも採用しており、それほど性能の高くないパソコンに入れても重くなったりはしませんでした。