「au Wi-Fiアクセスアプリを入れたらバッテリー消費・使用量が増えた」
そんな方は多いのではないでしょうか。
実際、ネット上の口コミ・評判でも”バッテリーの消費が激しい”といった報告があります。
au Wi-Fiアクセスがお勧めされてきたのでインストールしてみた。
— おうきっつぁん (@oukichi) November 10, 2021
お外での繋がり具合はかなり良くなった感じたけど、バッテリーの消耗が激しい…
特に古いスマホは、バッテリーの経年劣化によりなお一層のこと消費が激しくなる可能性があります。
この記事では、au Wi-Fiアクセスでバッテリー消費・使用量が増える原因・対処法を解説していきます。
目次
au Wi-Fiアクセスのバッテリー消費・使用量を確認しよう
まずは、au Wi-Fiアクセスのバッテリー消費量を確認しましょう。
もしかすると、同じ時期に実施したスマートフォンのOSアップデートや他のアプリがバッテリー消費・使用量が増えた原因かもしれません。
iPhoneでは、次の手順で確認可能です。
設定アプリのバッテリーに移動する
iPhoneの設定アプリを起動してから「バッテリー」をタップします。

対象の期間を選択する
バッテリー消費・使用量を確認する期間を「24時間以内」または「過去10日」から選択します。

au Wi-Fiアクセスを確認する
au Wi-Fiアクセスの項目を確認しましょう。
筆者の場合は、1%未満のバッテリー消費・使用量を示す「ー」となっていました。

au Wi-Fiアクセスのバッテリー消費・使用量が多いときの原因・対処法
ここからは、au Wi-Fiアクセスのバッテリー消費・使用量が多いときの原因・対処法を解説していきます。
位置情報(GPS)が常時オンになっている
au Wi-Fiアクセスでは、現在地近くのWi-Fiスポットを探す機能があります。
この機能を使うためには、リアルタイムに現在地を割り出す位置情報(GPS)の許可が求められます。
しかし、位置情報(GPS)を常時オンにするとアプリを閉じても現在地を割り出す計算を行うことからバッテリー消費・使用量が多くなります。
対処法
iPhoneの場合は、設定アプリから「au Wi-Fiアクセス」を開きます。
「位置情報」で位置情報の利用を許可を「このアプリの使用中」または「しない」に変更しましょう。


これでau Wi-Fiアクセスアプリを閉じているときは、位置情報(GPS)がオフになります。
バックグラウンドで通信処理している
au Wi-Fiアクセスでは、街中のWi-Fiスポットに自動接続する機能があります。
この機能を使うためには、バックグラウンドをオンにする必要があります。
しかし、バックグラウンドをオンにするとアプリが閉じていても自動接続のための通信処理が行われてバッテリー消費・使用量が多くなります。
対処法
iPhoneの場合は、設定アプリから「au Wi-Fiアクセス」を開きます。
「アプリのバックグラウンド更新」をオフにしましょう。


これでau Wi-Fiアクセスアプリを閉じれば、余計な通信処理が行われなくなります。
Wi-Fiの接続・切断を繰り返している
au Wi-Fiアクセスでは、全国10万以上のWi-Fiスポットに自動接続できます。
しかし、街を歩いているだけで周りのWi-Fiスポットに自動接続・切断が行われるとバッテリー消費・使用量が多くなります。
対処法
au Wi-Fiアクセスアプリの「メニュー」→「Wi-Fiエリアオプション」を開きます。
ここで自動接続されるWi-Fiスポットを絞り込みましょう。
例えば、高セキュリティスポットの「Wi2eap」「au_Wi-Fi2」だけに絞り込めば、Wi-Fiを拾う頻度を減らすことが可能です。


FreeWi-Fi自動ログインをオンにしているとセキュリティレベルの低いWi-Fiに接続される可能性があるので、オフにしておいてもいいでしょう。
VPN接続している
Pontaパス会員でau Wi-Fiアクセスを利用するとVPN機能が利用可能です。
VPNは、インターネット通信を暗号化できる頼もしい機能ですが、データの暗号化と復号化の計算処理を行うことからバッテリー消費・使用量が多くなります。
対処法
au Wi-Fiアクセスアプリの「ホーム」→「歯車アイコン」をタップします。
ここで「フリーWi-Fi自動保護(VPN)」をオフにしましょう。


ただし、高セキュリティスポットの「Wi2eap」「au_Wi-Fi2」以外のフリーWi-FiをVPNなしで接続すると個人情報漏洩のリスクがあるので注意が必要になります。
最後に
今回は、au Wi-Fiアクセスでバッテリー消費・使用量が増える原因・対処法を解説しました。
au Wi-Fiアクセスは、auが提供・提携するWi-Fiスポットを煩わしい設定なしで利用できる便利なサービスです。
上手く活用すれば、モバイルデータ通信量の消費を大幅に抑えることができます。
また、Pontaパス会員であれば、インターネットを暗号化するVPN機能に加えて、パソコン利用もできるようになります。
Androidでは、設定アプリから「バッテリー」→「バッテリー消費量」で確認できます。