「UCSSを家族で使いたい」
そんなときに気になるのが、UCSSの複数端末利用時における同時接続台数です。
UCSSが同時接続に対応していれば、家族全員のデバイス・端末を中国でもジオブロック(地域制限)を回避して快適に利用可能です。
この記事では、UCSSの同時接続台数について詳しく解説していきます。
目次
UCSSは最大3台の同時接続に対応
先に言っておくと、UCSSは最大3台までの同時接続に対応しています。
ただし、契約するプランによっては、2台までの制限があることから注意が必要です。
次は、契約プランごとの同時接続台数です。
UCSS Lite(中国向け) | 最大2台 |
UCSS(中国向け) | 最大3台 |
グローバル | 最大3台 |
UCSS Low Pingプラン(中国向け) | 最大2台 |
UCSS Team | 最大3台 |
同時接続台数が3台に制限されている理由
UCSSでは、上位プランでも同時接続台数が3台に制限されています。
これは、複数端末の同時接続台数が増えると中国のインターネット監視システム「グレートファイアウォール(金盾)」にVPNブロックされる可能性が高くなるからです。
UCSS公式サイトで次のように案内されています。
同時接続台数は何台まで?
UCSSプランで同時接続台数は3台までになります。使用端末が増えるとIPブロックされる危険性が高まるので、最大接続台数を設けております。
各アプリのインストールには制限がございません。何台でもアプリのインストールは可能となっております。
UCSSをルーターに設定すれば4台以上の同時接続ができる
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UCSSで3台の同時接続台数では足りない場合は、ルーターを活用しましょう。
UCSSをルーターに設定すれば、複数の端末・デバイスをルーターに接続しても”1台だけ”とカウントされます。
これによりUCSSで4台以上の同時接続ができるようになります。
ただし、ルーターには、オープンソースのLinuxベースのファームウェア「OpenWrt」が組み込まれている必要があります。
基本的には、日本メーカーのルーターは対応しておらず、次のルーターを新しく購入しなければなりません。
また、UCSSをルーターに設定する必要もあり、その手順が若干複雑となっています。
詳しい設定方法は、次の記事で解説しているので参考にしてください。
UCSSより同時接続台数が多い中国でおすすめのVPNサービス
UCSSの同時接続台数が足りない場合は、他のVPNサービスも検討してみましょう。
次は、中国でおすすめのVPNサービスです。
かべネコVPN
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日本企業の株式会社エフネットが運営する中国壁超え専用のVPNサービスです。
かべネコVPNでは、中国のインターネット規制を回避するために世界的も珍しい「VLESS+Vision」を採用しています。
無料トライアル期間 | 14日間(自動繰越で+7日) |
料金 | 1ヶ月プラン:880円/月(自動繰越で+15日) 3ヶ月プラン:780円/月(自動繰越で+1.5ヶ月) 6ヶ月プラン:580円/月(自動繰越で+3ヶ月) 12ヶ月プラン:480円/月(自動繰越で+6ヶ月) |
サーバー設置台数 | 1,300台以上 |
同時接続台数 | 4台 |
サポート | メール |
※自動繰越とは、VPNを利用しなかった日が無駄ならず、契約期間の1.5倍まで延長される仕組みです。
ネット上の口コミ・評判では、中国でVPN接続できたという報告が多数あがっています。
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かべネコのおすすめポイントは、コスパの高さです。
中国に旅行・出張で短期滞在するだけならお試し期間の14日間を契約すれば、完全無料で利用可能。
使わない日は繰り越されて、自動更新もないので無駄にお金を払う心配もありません。
スイカVPN
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日本企業の株式会社MAJ Techが運営するVPNサービスです。
スイカVPNでは、中国のグレートファイアウォールによる規制を回避するために開発されたShadowsocksが提供されています。
無料トライアル期間 | 30日間の返金保証あり |
料金 | 1ヶ月プラン:1,097円/月 3ヶ月プラン:1,048円/月 6ヶ月プラン:988円/月 1年プラン:938円/月 2年プラン:878円/月 |
サーバー設置台数 | 25カ国に50台 |
同時接続台数 | 50台 |
サポート | メール |
※記事執筆時点の料金となります。
ネット上の口コミ・評判では、中国でVPN接続できたという報告がありました。
また、スイカVPN公式サイトでも「中国からほぼ接続できる」と明記されています。
Q、中国からは必ず接続できますか?
当サイト記載の回避方法を実践すれば、ほぼ接続できますが、100%接続できる保証はありません。又、ある時は接続できて、ある時は接続できないなど、中国特有のインフラ整備の不具合が原因のケースもあります。
出典:スイカVPN「サービスに関するFAQ」
MillenVPN(ミレンVPN)
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レンタルサーバー「mixhost」でも有名なアズポケット株式会社が運営する国産VPNサービスです。
MillenVPNでは、インターネット規制が厳しい環境でも利用できるOpenConnectというVPNプロトコルを選択可能です。
無料トライアル期間 | 30日間の返金保証あり |
料金 | 7日プラン:638円 15日プラン:1,078円 30日プラン:1,738円 1年プラン:594円/月 2年プラン:396円/月 |
サーバー設置台数 | 50カ国に1,300台以上 |
同時接続台数 | 10台 |
サポート | メール・ライブチャット(24時間365日対応) |
※記事執筆時点の料金となります。
ネット上の口コミ・評判でも中国で使えているという報告があります。
おお、同じく中国ですか!
— のりっく (@norick03) September 26, 2024
私は日本サーバー&安いでMillenVPN
使ってますね。
速くはないですが実用問題なしです。
韓国サーバーのUCSSのが快適みたい
ですが制限あり&高いので私は上記に
しました。
基本的にVPNサービスは、自動継続課金されるサブスクリプション契約が基本です。
MillenVPNでは、サブスク契約の他にも「7日」「15日」「30日」の使い切りプランも用意されています。
一般ユーザーが中国で利用する場合は、UCSS LiteまたはUCSSのいずれかを契約するケースが多いです。
UCSS Liteは、1ヶ月だけ契約ができてデータ容量無制限のメリットがありますが、同時接続台数が1台少なくなるので注意しましょう。